5月1日は幸運を贈る「すずらんの日」。可憐な花に潜む毒性とリスク
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 13 時間前
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小さな白いベル型の花をつける可憐な花「鈴蘭(スズラン)」。

春の訪れを知らせる花として、また香水にも使われる高い香りをもつ花として愛されている植物です。
そんなスズランの記念日があるのをご存じですか?毎年5月1日は「すずらんの日」。
恋人やパートナー、友人、家族、日頃お世話になっている人にスズランの花を贈り感謝を伝える日であり「スズランを贈られた人は幸運が訪れる」とされています。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんがフランスを中心に広まっている記念日で、由来としては1561年当時のフランス王シャルル9世がスズランを贈られたのをきっかけに宮廷の女性達へ花を贈るようになり、市民にまで広まった風習だということ。なかなか歴史がありますね。
日本で主に園芸種として流通しているのはヨーロッパ原産のドイツスズラン。日本原産のスズランも本州中部以北に分布していますが、ドイツスズランは日本原産種よりサイズも大きく耐寒性があり丈夫です。ただ庭に地植えしてしまうと地下茎を張り巡らせ広い範囲に増えてしまうので要注意。
またスズランは意外にも「毒」をもつ植物。葉や茎、花、根に含まれる有毒物質を口にしてしまうと嘔吐や頭痛、めまい、血圧低下、心臓麻痺を引き起こす危険があり、スズランを生けた花瓶の水を飲むことでも中毒を起こすと注意喚起がされているほど。可憐な花姿のスズランですが、くれぐれも毒にはご注意を。
鈴蘭(スズラン):キジカクシ科(クサスギカズラ科) / スズラン属 原産地:ヨーロッパ、東アジア、北アジア ※日本原産種 別名:君影草(きみかげそう)
開花期は4月~5月