秋 10月が植え時。長雨シーズンの終わりに風の花を想う アネモネ
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
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アネモネ。地中海沿岸やヨーロッパ南部を原産とする植物でギリシャ神話や逸話にも多く登場する艶やかで美しい花。

名前の由来にはギリシャ語で「風」(anemos)の意味、英語では「風の花」を意味する“Wind flower”。和名では「紅花翁草」や「牡丹一華」など、華やかさを象徴するような名前が多く見られます。海外と日本、同じ花を見ても捉え方に違いがあるのは、やはり感性の違いなのでしょうか。
2月~5月に開花期を迎えるアネモネは、秋の長雨期間が終わった頃、10月中旬~下旬に植えつけを行うのが最適。気温が高すぎると球根が痛んでしまうこともあるので15℃以下を目安とします。今年の秋の気温はどうでしょうか。
陽当たり、風通しのよい場所、水はけのよい土に地植えすることで、うまく管理すれば何年も植えっぱなしで花を楽しむこともできます。タネや苗から育てることもできますが、タネは発芽難易度が高いので、ガーデニング初心者さんには球根や苗からの栽培がおすすめです。
耐寒性が高く冬の寒い時期にも成長し、春に開花、夏には地上部を枯らして塊根で暑い夏を越します。球根は彫り上げて涼しい場所で保管しておきます。
アネモネの花言葉は白:「真実」「期待」、赤「君を愛す」、ピンク:「希望」、紫:「あなたを信じて待つ」など。色やスタイルによって印象も変わるので、お気に入りの品種を見つけて育ててみませんか。
アネモネ:キンポウゲ科 / イチリンソウ属(アネモネ属) 原産地:ヨーロッパ
和名:ボタンイチゲ(牡丹一華) 植え付け10月 開花期は2月~5月
白·赤·ピンク·青·紫色·褐色など色彩も豊富 開花期が長く初心者にも育てやすい植物