なかなかの迫力、大きな紫のアザミのような「アーティチョーク」の花です。
画像では伝わりにくいですが、草丈は2m近く花の直径20cmはある大物。ずっしりと重たそうですが、しっかり支えている茎も固く頑丈です。
今年の花は一段と見事に咲き、ゴージャスな美しさを放っていますが、アーティチョークはハーブであり立派な野菜。
キク科チョウセンアザミ属、原産地は地中海、和名はチョウセンアザミ。イタリアではカルチョフィ、料理好きな人なら高級食材として食べられているのをご存じかと思います。
海外ではオイル漬けなどスーパーに並んでいるようですが、日本ではまだレアな食材という感じですよね。
下処理がなかなかに面倒なこと、頑張ったわりに?食べられる部分がとても少なく、まぁポピュラーな野菜になるのは難しそうですが、茹でて食べるだけでホクホクととても美味しいのだそう。
実は今回も枝ごと持ち帰って、食べてみようかと2.3日考えている間に…花が咲いてしまって(水にも差していないのに!)
薬やサプリメントとして使われている植物、というのも納得の強いエネルギー。生命力のスゴさを感じてしまいました。
開花時期は6~9月の暑い夏の時期。
最近は切花やドライフラワーとしても流通がありますが、食べる部分はツボミ・ガクの部分なので、私の周りにも、食べたことはあっても花を見るのは初めて!という方も多いです。
花言葉もありますが、この迫力とは逆に「傷つく心」「傷つく愛」という繊細な言葉…。
諸説ありますが、固いガクが花を守っているように見える様子を、心をそっと守っているようにとらえた言葉では、とも。
花も素敵でしたが、来年こそは、料理してみようかな。
こちらの記事を読んでくれた方におすすめです。
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