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【調査報告】三重県鈴鹿市千代崎海岸にて環境DNA採水ボランティアに参加しました。

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 7月14日
  • 読了時間: 2分

更新日:8月18日

2025年7月14日、アースウォッチ・ジャパン主催の環境DNAを用いた魚類調査プロジェクトに参加し、三重県鈴鹿市の千代崎海岸にて海水のDNA採取作業を行いました。

環境調査
DNA環境調査

この調査は、市民が主体となり、自らの手で沿岸の海水を採取し、その中に含まれる「魚類の環境DNA(Environmental DNA)」を通して、生物多様性の実態を科学的に明らかにするプロジェクトです。

環境DNA採水

環境DNAとは、水中に含まれる魚や水生生物の体の一部(皮膚、フン、粘液など)に由来するDNAのことです。


日本周辺海域にはおよそ4,000種の魚類が生息しており、世界でも有数の生物多様性ホットスポットとされています。しかし、その分布や季節変動、生息環境の変化など、私たちがまだ把握できていないことも多くあります。


この環境DNAプロジェクトでは

  • 日本沿岸の魚類の分布と季節変化の解像度を飛躍的に向上

  • 市民が参加することで身近な自然への理解と関心が深まる

  • 収集データは国際的な研究にも貢献される予定


アースウォッチ・ジャパンの公式サイト:https://earthwatch.jp/


環境DNAプロジェクト
  • 調査日:2025年7月14日

  • 場所:三重県鈴鹿市千代崎海岸

  • 調査員:剪定屋空代表 飯島一郎(ボランティア参加)

  • 天候:晴れ 気温 30℃ 水温 28.9℃

  • 現場状況:波あり・防波堤あり・岩場なし


台風5号の影響で海はかなり時化てましたがなんとか無事採取完了。

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環境DNAプロジェクト
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今回の調査は、初めて取り組むDNAレベルでの自然環境調査として勉強になりました。

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普段は庭木の剪定や植栽管理など、目に見える自然との関わりを主軸としていますが、目に見えない自然の変化や関係性を捉えるアプローチは、まったく新しい体験でした。


水の中に存在するわずかなDNAから、生物の存在や分布が明らかになるという科学的手法に触れ、自然を読み取る精度を高める可能性を大いに感じました。


今後はこの経験を活かし、植物の遺伝的多様性や土壌中の微生物環境といった目に見えない要素にも関心を広げ、剪定屋空の活動にも取り組んでいきたいと考えています。





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