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国花は桜、では国果は? 10/26はあの俳句にちなんだ柿の日「カキ」

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分

国花といえば「桜」、国鳥は「キジ」、となんとなく浮かんでくるものですが、では「国果」は?というと…あまりピンと来る人も少ないかも。秋の果物「柿(カキ)」なのだそうです。

国花は桜、では国果は? 10/26はあの俳句にちなんだ柿の日「カキ」

と言っても法律で定められているわけではなく、専門団体が制定したものではあるのですが、学名に「神の食物」の名ももつ栄養豊富な果物であり歴史も古い植物、柿は国果にぴったりな気もしますね。


10月26日は「柿の日」として全国果樹研究連合会のカキ部会が制定した記念日となっています。


もちろん柿の実が熟してくる旬の時期でもありますが、記念日制定のきっかけとなっているのは明治時代初期の俳人·正岡子規が、奈良県の法隆寺を訪れた際に書いたとされる句。

<柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺>


この句が書かれたのが10月26日ということ。正岡子規は大の柿好きとしても知られていたそうなので、柿の日の制定に喜んでいるかもしれませんね。


柿はビタミンC含有量が高く、果物の中でもトップクラス。柿をひとつ食べれば1日の摂取基準量をクリアするともいわれるほど。ビタミンCは免疫力アップ、風邪予防、そして美肌やアンチエイジング、二日酔い防止にもよいとされるので、インフルエンザなどが流行する冬に向かう前のこの時期に取り入れたい要素ですね。


果物離れも言われるこの頃ですが、甘柿、干し柿、たくさんの品種も出そろう秋の味覚「柿」から健康効果をしっかりいただきましょう。


カキノキ(柿の木):カキノキ科 / カキノキ属 原産地:日本、中国、韓国など

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