スラリと美しい立ち姿。高貴でエレガントな大輪の花 シャクヤク
- 飯島 一郎

- 7 時間前
- 読了時間: 2分

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉があります。
美しい女性の立ち姿に例えられたシャクヤク。
すらりと伸びた一本の茎の先に咲く華麗な大輪の花は、古くから人々を魅了してきました。
日本へは平安時代以前に薬草として渡来したと言われています。
江戸時代には観賞用として園芸品種が広まり、一重咲きや扇咲きなどの「和シャクヤク」、欧州で改良された手毬咲きやバラ先など華やかな「洋シャクヤク」、さらに両種の交配種やボタンとの交配種など品種は多種多彩。
長い歴史の中で愛され続け、今も多くの庭で咲いています。

シャクヤクの花言葉は「恥じらい」「はにかみ」。
一見華やかで豪華な花姿からは少し意外な気もしますが、由来が興味深いです。
夕方になると花を閉じる性質、「シャクヤクの中に恥ずかしがり屋の妖精が隠れている」というイギリスの民謡、そして英語に「blush like a peony(シャクヤクのように真っ赤に染まる)」という慣用句があることからきているといわれています。
「ピオニー」という呼び名は、チークやフレグランスなどコスメのカラーや香りとしても日本でよく使われていますね。
シャクヤクの花びらのような瑞々しさや柔らかさが、そのまま名前のイメージになっています。
和洋それぞれに可愛らしさや華やかさのイメージも異なるシャクヤク。
お庭の雰囲気にあう品種を探してみるのも楽しい時間になりそうです。
植えつけは9月〜10月頃がおすすめ。
耐寒性があり芳香もある落葉性の植物で、毎年美しい花を楽しむことができます。
シャクヤク:ボタン科ボタン属 原産地:中国北東部・シベリア
和名:シャクヤク(芍薬) 別名:カオヨグサ・ピオニー
開花期は5月〜6月。植えつけは9月〜10月頃。草丈60〜120cm程度。耐寒性がある落葉性の植物で芳香があります。
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