津市|歯科医院の緑地定期管理(12月)|剪定・冬の施肥・駐車場除草
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

- 12月22日
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津の冬は、空気が澄んで「光の入り方」がはっきりしてきます。

この時期の管理は、見た目の整いだけでなく、春の芽吹きへ向けた土づくりの仕込みでもあります。
今回は、緑地全体の手入れと施肥、あわせて駐車場まわりの清掃・除草まで行いました。
作業日 令和7年12月7日(日)
今回の作業内容
1. 緑地全体の手入れ(剪定・枝の整理)

建物沿いの緑地は、枝が混みやすく、風が抜けにくくなりがちです。



アフター
そこで今回は、外側だけを短く揃えるのではなく、内側の混み枝をほどいて風と光が通る骨格を優先して整えました。
2. 施肥(冬の土づくり)
施肥は以下の内容で実施しました。
バイオチャコール(微生物活性化資材)
まるやま3号(遅効性肥料)
バーク堆肥
冬の施肥は「すぐ効かせる」より、春に向けて土の状態を整える考え方が中心です。根が動き出す季節に合わせて、ゆっくり効く資材を組み合わせています。
3. 駐車場の砂利清掃・手取り除草・粒状除草剤散布
駐車場は、道路に出ている砂利を掃き戻し、手取り除草を実施。最後にネコソギ(粒状除草剤)を散布しました。
混み枝をほどくと病害虫の芽を減らしやすい
枝が重なって風が止まると、葉が乾きにくくなり、病気が出やすい条件がそろいます。
冬のうちに枝の密度を整えておくと、翌シーズンの管理が軽くなります。
バイオ炭は「土の中の居場所」を増やす
バイオ炭(バイオチャコール)は、土の環境を整える資材として使われます。
遅効性肥料や堆肥と組み合わせることで、土のコンディションづくりを段階的に進めやすくなります。
よくある質問
Q1. 冬(12月)に剪定しても大丈夫ですか
常緑樹でも、混み枝整理や安全上支障のある枝の調整は冬に行うことがあります。目的は「形を小さくする」より「風と光の通り道をつくる」ことです。
Q2. 冬の施肥は意味がありますか
あります。冬は植物の動きがゆるやかでも、春に向けて土の状態を整える時期です。今回は、バイオチャコール・遅効性肥料・バーク堆肥を組み合わせています。
Q3. 駐車場の砂利に雑草が出るのはなぜですか
砂利の隙間に土や有機物が溜まり、種が定着すると発生します。清掃と手取り除草で「芽のベース」を減らし、必要に応じて粒状除草剤で再発ポイントを抑えます。

今年も年間を通して緑地管理をお任せいただきました。
来年も、医院の景色が静かに整い続けるよう、季節に合わせた管理を積み重ねてまいります。







