牡丹桜(ヤエザクラ)とは?菊桜とも呼ばれる花びらの特徴と種類
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

- 2024年5月13日
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更新日:5月2日
八重桜(牡丹桜)は花びらが20枚以上重なって咲く桜の総称で、菊桜とも呼ばれます。ソメイヨシノが散り終わった4月中旬から5月上旬にかけて開花し、一輪の花がまるで小さなボタンのような豪華な印象を持ちます。花が実に変わるはずのエネルギーがすべて花びらに注がれるため、八重桜はほとんど実をつけません。遅咲きで花もちがよく、葉と同時に咲くのが特徴です。

八重桜の代表的な品種には、濃いピンクが美しい関山(カンザン)、白に近い淡いピンクの普賢象(フゲンゾウ)、緑がかった花を咲かせる御衣黄(ギョイコウ)などがあります。関山は全国の公園や街路樹に最も多く植えられている八重桜で、開花期になると葉の緑と花の濃いピンクが鮮やかに映えます。御衣黄は咲き始めが黄緑色で、徐々に中心から赤みがさしてくる独特の花色が人気です。
八重桜の基本情報
学名:Prunus lannesiana / バラ科サクラ属
別名:牡丹桜・菊桜。主な品種:関山・普賢象・一葉・御衣黄・松月など。
開花期:4月中旬〜5月上旬(ソメイヨシノより2週間ほど遅い)。樹高:5〜10m。落葉広葉樹。
接ぎ木で増やす。実をほとんどつけない。日当たりと水はけのよい場所を好む。
知っておきたい豆知識
奈良の吉野山は一重咲きのヤマザクラで有名ですが、平安時代の貴族たちは八重桜を特に珍重しました。百人一首には伊勢大輔が詠んだ歌も収録されており、八重桜が古くから愛されてきたことが分かります。八重桜の塩漬けは桜餅や桜茶として和菓子・茶道の世界で今も使われており、関山や普賢象の花が主に使われています。

よくあるご質問
八重桜の剪定はいつ行えばよいですか?
八重桜の剪定は花が終わった直後(5月中旬まで)か、落葉後の11月から2月が適期です。桜全般に言えることですが、切り口から病原菌が入りやすいため、太い枝を切った後は必ず癒合剤を塗ってください。強剪定は樹勢を著しく落とす原因になるため、枯れ枝の除去や樹形を乱す枝を整える程度にとどめるのが基本です。
八重桜と一重桜の見分け方を教えてください。
最もわかりやすい違いは花びらの枚数です。一重桜(ソメイヨシノなど)は花びらが5枚、八重桜は20枚以上あり、花全体がこんもりと丸く見えます。また八重桜は開花時にすでに葉が出ていることが多く、葉の緑と花のピンクが同時に見られます。ソメイヨシノは葉が出る前に花が咲くため、この点でも区別できます。
三重県で八重桜が見られる場所はありますか?
三重県では四日市市の諏訪公園や鈴鹿市の鈴鹿の森庭園などで八重桜を楽しめます。ソメイヨシノが散った後に見頃を迎えるため、桜のシーズンを長く楽しみたい方にもおすすめです。菰野町内の公園や神社にも関山が植えられており、4月下旬から5月初めにかけて見頃になります。
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