エキゾチックでフローラルな香り。ガーデニア「クチナシ」
- 飯島 一郎

- 2022年7月3日
- 読了時間: 2分

クチナシは梅雨の時期に咲く、三大香木のひとつです。春の沈丁花、秋の金木犀と並んで、日本の季節の香りを代表する庭木として長く親しまれてきました。
花は純白で六枚の花びらが重なり合い、直径5〜8センチほどの大ぶりな姿で咲きます。開花期は6月から7月。梅雨の蒸し暑さの中で、あの甘くオリエンタルな香りに包まれると、季節が確かに動いていると感じます。

学名はGardenia jasminoides。「ジャスミンに似た香り」という意味で、香水や化粧品にも使われるほど品質の高い香りです。ただし天然香料の抽出は難しく、ガーデニアの香水の多くは調合香料によるものだそうです。
庭木としては常緑の低木で、樹高は1〜2メートルほど。光沢のある濃い緑の葉が一年中美しく、花の咲く季節以外も存在感があります。日当たりと水はけのよい場所を好み、三重県の温暖な気候によく合う庭木です。
剪定は花が咲き終わった7月中に行うのが基本です。翌年の花芽は夏の間につくられるため、開花後できるだけ早めに枝を整えることで、翌年もたくさんの花を楽しめます。
秋になると果実がオレンジ色に熟します。この果実は黄色の天然色素を含み、たくあんや栗きんとんなど、日本の食文化にも欠かせない色づけ素材として使われてきました。花を楽しんだあと、秋には実のある姿も見せてくれる木です。

よくあるご質問
Q. クチナシの剪定はいつ行えばいいですか。
A. 花が咲き終わった直後の7月が剪定の適期です。翌年の花芽は夏の間に形成されるため、早めに整えることが大切です。
Q. クチナシの香りはどんな特徴がありますか。
A. ジャスミンに似た甘くオリエンタルな香りで、三大香木のひとつに数えられます。6〜7月の開花時期に庭全体が香りに包まれます。
Q. クチナシは三重県の庭に向いていますか。
A. 温暖な気候を好む常緑低木なので、三重県の気候によく合います。日当たりと水はけを確保すれば比較的育てやすい庭木です。
剪定屋空では、クチナシをはじめとした庭木の年間管理・剪定をお手伝いしております。三重県菰野町を拠点に、四日市・鈴鹿・いなべ市など広いエリアで対応しています。お庭のことはお気軽にご相談ください。






