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ネコジャラシも紅葉。紫色に染まる葉と黒い茎 エノコログサ 紅葉

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 4 分前
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ねこじゃらし。道端や空き地のちょっとしたスペースに生え、夏季につけるブラシのような花穂をゆらゆら揺らす。いわゆる雑草として扱われますが、かなり身近な馴染みある植物ではないでしょうか。


ネコジャラシも紅葉。紫色に染まる葉と黒い茎 エノコログサ 紅葉

本名はエノコログサ。漢字では「狗尾草」となり、「狗(犬)の尾のような草」という意味、英語名もFox tail grassで「キツネの尾のような草」。日本でも江戸時代の俳句などには「犬ころ草」の表記もみられるため、「イヌコロ草」が「エノコロ草」に変化したのではないかといわれています。


画像は空き地に見つけた11月下旬のエノコログサ、通常9月頃には枯れてしまうようですが今年の残暑や秋の気温高に長く咲いていたのかと思われます。葉が濃い紫色に変わり茎は黒色に変化していました。あまり気に留めることもない植物かもしれませんが、夏季の活き活きとしたグリーンとはまた違うシックな雰囲気に紅葉した姿です。


ムラサキエノコログサという種類もあるようですが、そちらは葉や茎はグリーンのまま穂に生えた毛が鮮やかな紫色に変化するということなので、別の品種となるようですね。

花言葉には「遊び」と「愛嬌」。子どもが手に取って草遊びをする様子や子猫がチョイチョイと前足で遊ぶ様子が浮かんできます。


やがて枯れてしまうエノコログサですが、再びフワフワの愛嬌ある姿を見せてくれるのを楽しみに、また来年。


エノコログサ(狗尾草):イネ科エノコログサ属 原産地:ユーラシア大陸

草丈30~70cmほど。5月~9月の夏季に茎の先にイネやムギのように花びらのない花をつけます。道端や空き地に良く見られる馴染みのある植物。粟(アワ)の原種でもあります。

 
 
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