新年に飾りたい赤い実のなる植物。どの方角に植える?縁起のよい植物 ナンテン
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

- 1月14日
- 読了時間: 3分
更新日:2 日前

冬のお庭に赤い実のなる木があると、景色がふっと明るくなります。霜が降りた朝、赤い粒が光っているのを見るとなんともいえない気持ちになります。そのひとつがナンテン(南天)です。
ナンテンは「難を転ずる」に音が通じるとして、古くから縁起木として親しまれてきました。江戸時代から庭に植えられ、お正月のしめ縄や玄関先の飾りにも使われてきた植物です。赤い実の鑑賞期は11月から2月頃。寒い季節にいちばん美しく輝く、冬のお庭の主役です。
植える場所については、風水の観点から鬼門(北東)や裏鬼門(南西)が吉とされています。邪気の入ってくる方角をブロックし、出ていく方角に滞留を防ぐという考え方です。玄関の近くや、トイレの近くに植えるのもよいとされています。難しく考えなくても、赤い実を飾って気持ちよく新年を迎えるだけでも十分かもしれません。

ナンテンという植物の素顔
ナンテンはメギ科の常緑樹で、原産は日本・中国・東南アジアです。草丈は2〜3メートルほどで、半日陰から日当たりのよい場所まで幅広く適応します。日陰でも育つ丈夫さと、常緑のグリーンと赤い実のコントラストの美しさから、庭植えや生垣に広く使われています。
花は6〜7月に白くて小さな房状の花を咲かせ、その後実を結んで11月頃から赤く色づきはじめます。実にはナンジニンという成分が含まれ、伝統的に咳止めや去痰薬として利用されてきました。また葉には殺菌・防腐の働きがあるとされ、梅干しや和菓子の下に敷く習慣も昔からあります。
白い実をつけるシロナンテンという品種もあります。縁起の赤にこだわらなければ、白実のナンテンもやわらかな雰囲気で庭に馴染みます。剪定は花後すぐ(6〜7月)に行い、実のつく枝を残すのがきれいな実付きを保つコツです。株が込み合うと実つきが落ちるため、古い枝を間引くように管理します。
赤い実のナンテンをお庭に迎えるのは、単なる縁起担ぎではないかもしれません。寒い冬に赤く輝く実を見ながら、新しい年の始まりを感じる。そういう「気持ちをつくる」植物として、日本人はナンテンを選んできたのだと思います。
よくあるご質問
ナンテンはどのような場所に植えると育ちやすいですか?
半日陰から日当たりのよい場所まで適応できますが、直射日光が強すぎると葉が焼けることがあります。水はけのよい適湿な土壌を好みます。
ナンテンの赤い実をたくさん楽しむコツはありますか?
剪定は花後すぐ(6〜7月)に行い、実がつく枝を残すことが大切です。また株が込み合うと通風が悪くなり実つきが落ちるため、古い枝を間引くように剪定します。
ナンテンはどの方角に植えるとよいですか?
一般的に「難を転じる」とされる縁起木として、鬼門(北東)や裏鬼門(南西)に植えるとよいといわれます。ただし過度な日陰は生育に影響するため、環境を確認してから植える場所を決めましょう。







