新緑輝く三重県四日市尾上別荘庭園の初夏の管理作業
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

- 5月30日
- 読了時間: 2分
令和7年5月

三重県四日市にある尾上別荘庭園の管理作業にお伺いしました。新緑が美しい季節、樹々の葉が光を受けて輝く中、二手に分かれて庭園管理を進めさせていただきました。

一方のチームは庭園全体の手取り除草と落ち葉掃除を担当。手作業による除草は、機械では難しい細やかな部分まで目が行き届き、庭の生態系を尊重した管理方法です。

写真に見られる苔の間の雑草なども、一本一本丁寧に取り除くことで、美しい緑の絨毯を守っています。


もう一方はレストランから眺められる景観を考慮した樹木の軽剪定と、玄関前のウバメガシ生垣の整理を行いました。

庭園管理において私たちが大切にしているのは、自然の声を聴くという姿勢です。景石と緑が織りなす風景は、日本庭園の持つ奥深い美しさを表現しています。

桜のひこばえがなぜかアルビノの桜です。土中の状態が良くない時にもたまに現れる時があるようなので、土壌分析も行う予定です。庭石の間に広がる苔や、木々の緑のコントラストが、訪れる方々の心を癒す空間になれば幸いです。
ツツジに続いてサツキの花も開花し始め、初夏の訪れを告げています。

環境に配慮しながらも、必要に応じて消毒や除草剤散布を行い、バランスの取れた管理を心がけています。発生した剪定枝は軽トラック1台分を適切に処分し、資源の循環にも配慮しています。
尾上別荘庭園のような歴史ある庭園の管理は、単なるお庭手入れだけでなく、場の持つ歴史や精神性を理解することが大切です。
庭の本来持つ生命力と美しさを引き出す管理を心がけています。

子供のカラスが落ちてきましたがなんとか無事親元に帰りました^^
これからも季節の変化とともに表情を変える庭園の姿を大切に守り、訪れる方々に心の安らぎを提供できるよう、管理を続けてまいります。







