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春の嵐・メイストームに散った花。花粉と強風被害にもご注意グミの花

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 4 分前
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「春の嵐」。3月から5月にかけ、さわやかな晴天の日が続いたと思いきや…


グミの花


低気圧が急速に発達し台風並みの強風・暴風、さらには猛吹雪までもが発生する気象。5月の嵐「メイストーム」とも呼ばれ、台風並みの強風で海岸では高波、行楽地や街並みでも被害がでることも珍しくありません。


2025年では4月の13日から14日、折しも大阪万博の開会日に春の嵐への注意が呼びかけられました。停電や交通機関の乱れも起こりやすいので、警報や注意報をチェックしておきたいですね。


ちなみに「春一番」と「春の嵐」は違う?というと「春一番は立春から春分までの間に、広い範囲で初めて吹く、暖かくやや強い南よりの風」と気象庁で定義されています。2025年は関東、近畿、東海地方では「春一番は観測されず」、関東で春一番が吹かなかったのは2015年以来10年ぶりのことだそうです。


画像は小さく目立たない慎ましやかな色合いのグミの花。満開に咲き誇っていたところを春の嵐に飛ばされあちこちに降り積もっていました。


ナツグミは7月~8月の夏季に赤い実をつける様子が目を惹きますが、春のライトグリーンの花を一斉に咲かせる様子も控えめながら可憐。四季を通しての魅力があります。


植物たちにとって花粉を高く遠く飛ばすチャンスでもあり、風によって倒される恐れもある「春の嵐」ですが、ここからまた季節が変わっていくサインでもありますね。


茱萸(グミ):グミ科 / グミ属 原産地:アジア、ヨーロッパ、北米

グミは種類も多く開花期としては10月(ナワシログミ)、4月~5月(ナツグミ)と様々。

耐暑性耐寒性が強く、丈夫な樹木なので庭木や生垣に利用されます。

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