関東でも初の症例発症。自宅でもマダニの危険。虫よけ効果の植物も活用をレモングラス
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

- 7月30日
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ガーデナーさん、植物好きな方、この季節に特に注意したいこと。植物の葉や茎の先端、落ち葉などに隠れ、人や動物が通りかかる瞬間にとびかかる…マダニの危険。皮膚に喰いついて吸血、時に死にもつながる病原体を媒介することもあり危険です。

これまで西日本以南が主流とされていた被害地域ですが、2025年5月には、茨城県で飼いネコのマダニによるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)感染が確認されました。関東でのペット感染は初とみられます。同感染症により三重県では獣医師が命を落とすという痛ましい事例も起っています。
山歩きやキャンプなど郊外での被害だけでなく、もはや民家や庭の除草、園芸、耕作、さらにペットの散歩時の想定もする必要があります。国立感染症研究所からの注意喚起もでていますので(下記リンク参照)、園芸愛好家の方も犬猫飼いの方も参考に。
虫よけスプレーや忌避剤などの他、ハーブなど植物でも虫よけのできる種類はないか?と探してみました。残念ながらマダニに対しての有効効果は見つかりませんでしたが、蚊やハエにはゼラニウム・ティートゥリー、ペパーミントなど、また蚊・ハエ・ダニに効果ありとされる植物には、ユーカリ・レモングラスも知られています。
虫の気になる場所にハーブの寄せ植えを置いてみる、ドライハーブや虫よけスプレーを作っておくというのもいいですね。柑橘系や清涼系の香りは害虫忌避効果とともに、消臭・空気と気分リフレッシュにもなりますよ。
肌の露出部が多くなる夏、この季節の庭仕事や散歩時には虫対策もお忘れなく。
参照:国立感染症研究所 「マダニ対策、今できること」







