ニホンハッカは、日本が原産のハーブでミントの一種。清涼感ある香りとメントールを含有する植物として有名なペパーミントと混同されやすいようですが、日本在来のシソ科ハッカ属の植物で、海外ではワシュハッカ(和種?ハッカ)とも呼ばれているようです。
ミント系のハーブはたくましいものが多いですが、ニホンハッカもやはり強くて、日当たりや水はけもさほど気にせずとも地中茎で旺盛に増えます。うちの庭のすみっこに植えた一本の苗はもう5年以上もお世話することなく育ってくれていて、冬には一旦枯れますが、また春になるとニョキニョキと育ち夏にはさわやかな芳香を放つ緑を茂らせてくれます。
そのまま葉っぱをちぎって水や炭酸水に入れるだけでも、清涼感のあるドリンクになりますし、アロマオイルとしては「ハッカ油」として販売されていて昔から日本人に親しまれてきました。
最近はハッカオイルの本なども出ているのでホームケアやボディケアにも使っている方は多いのではないでしょうか?効能としては思考をクリアにし、リフレッシュ、そして清涼感。
消火不良や鎮痛にも効果があるとされます。レモンやグレープフルーツなど柑橘系とブレンドするのもおすすめの香りなので、アロマストーンに数滴落とす、お部屋にスプレーする、という使い方で空間もリフレッシュ。
ひきしめ効果も期待できそうなのでボディオイルに混ぜて楽しむのもいいですね。暑い日が続く季節はさわやかなハーブで涼を感じてみてはいかがでしょうか。