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荒れ地を花園に変えるワイルドフラワー。ハルシャギク コレオプシス

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 11月14日
  • 読了時間: 2分

秋の花コスモスにも似た可憐で美しい花「コレオプシス」。たくさんの花をつけ風にそよぐ姿は華やかで優雅。開花期も長く、春から秋までガーデン彩りにひと役買ってくれる植物です。


荒れ地を花園に変えるワイルドフラワー。ハルシャギク コレオプシス

見た目は可憐。でも実は性質は強く、荒れ地を花園に変える「ワイルドフラワー」とも呼ばれるほど。公園や道路わき、分離帯などでもたくましく育ってくれるので公共の場所でも利用されています。


和名にキンケイギク(金鶏菊)、ハルシャギク(波斯菊)があり、金鶏は天上にすむという想像上の鶏で、この鶏が鳴いて暁を知らせると、天下の鶏がこれに応じて鳴くという“あけのとり“の意味。代表的な黄金色のコレオプシスからイメージされたのかと想像できます。


波斯(はるしゃ)は「波斯」(はし)の意味で、古くはイランの旧称であり、現代でも「ペルシャ」を指す言葉として使われます。原産地は北アメリカなのですが、おそらく日本に渡来した後、遠くの国からやってきた花という意味で波斯の文字が使われたのでしょう

最近では種間交配によって新しいタイプの品種も増え、コレオプシスのイメージも一新。花色も豊富でガーデンに欠かせない植物になりました。


画像の花はコレオプシス グローイングエムバース。ヨーロッパで発表された比較的新しい品種です。大輪で季節や天候により花色が変化するのが特徴で、レッドからオレンジ、イエロー系がミックスされた何とも味わいのある素敵な花色ですね。


コレオプシス:キク科 / ハルシャギク属(コレオプシス属)原産地:北アメリカ・メキシコ・中南米

開花期は5月~11月。開花期が長く初心者でも育てやすい植物。

 
 
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