鈴鹿市にある小林歯科様にて笹のお手入れなどの緑地管理にお伺いさせていただきました。
背の高い笹はバランスをみて間引かせて頂き、徐々に目隠しになるよう 増やしていけたらと思います。 背の低い笹は少し縁を間引かせて頂 き波打つような形にしています。
笹のお手入れと竹と笹の違い
竹と笹の違いについて
竹と笹は見た目が似ているため、混同されがちですが、実は明確な違いがあります。
稈鞘の脱落時期
竹の特徴の一つは、稈(茎)が成長しきると、稈鞘(タケノコの皮)がすぐに脱落することです。これにより、竹の表面は滑らかになります。
一方で、笹は成長が完了しても稈鞘がしばらく付着したままで、数ヶ月から1年以上も残ります。これが竹と笹を見分けるポイントとなります。
日本ではこの違いに基づいて竹と笹を区別しています。この分類方法は海外でも受け入れられ始めています。
稈鞘の特徴
稈鞘は竹の成長とともに自然に脱落します。
笹は成長後も稈鞘がしっかりと付着し、外力で剥がさない限りそのまま宿存します。
竹と笹の違いを知ることで、日常の中で自然に対する理解が深まり、新たな発見があるかもしれません。
ぜひ、周りの竹や笹を観察してみてください。