マユミの実(真弓)を見たら鳥が来る。秋に赤く裂ける実と野鳥の話
- 飯島 一郎

- 2018年12月19日
- 読了時間: 3分
更新日:5月29日
ぱっくりと実が開いたこのかわいい植物の正体は「マユミ」です。漢字で書くと「真弓」です。(私の叔母と同じ名前です笑)人の名前みたいですよね。この木は柔軟性があり、よくしなるため、弓の材料となるため、真弓という名がつきました。
マユミはニシキギ科の植物で別名山ニシキギとも言われます。 落葉低木になり5月から6月に可愛いピンクの小さな花を開花させます。

画像のようなピンクの実が特徴的で秋に実がつきます。実は四角く、サイコロのようなコロコロっとした感じの実です。熟すと画像のように4つに割れて種が出てきます。
覆っていたものは仮種皮といいます。おいしそうな実ですが、実は毒があり食べるのはNG!食べないでください!
鳥には美味しいのか、時々ついばみにやってきます。マユミを植えておくと鳥が遊びに来るかもしれません。メジロやヒヨドリとマユミの共演は絵になりますよ。
メジロやヒヨドリはとてもかわいいです。
ヒヨドリの鳴き声は少し大きいですが、ヒーヨヒーヨとかわいく鳴きますよ。
庭木におすすめです。画像は鉢植えで室内で育てていますが元気です。
庭木としてもとても人気な樹種になります。適切な管理をしながら、病害虫に注意して
ハダニやカイガラ虫がよく付く事もあるので、市販の殺虫剤を散布します。
お花ももちろんかわいいですが、やはりマユミの主役はコロコロとかわいい実です。
この記事を見た人におすすめ!
朔果という実のしくみ
マユミの実は植物学的に朔果(さくか)と呼ばれる種類の実です。秋に熟すと果皮が4つに割れ、中から赤橙色の仮種皮に包まれた種が顔を出します(コーワ 野鳥撮影カレンダーより)。
この割れて開く瞬間が独特の美しさで、手のひらサイズのサイコロが弾けるような見た目は、秋の庭木の中でも目を引きます。
人間には毒性があって食べられませんが、鳥にとっては好物です。鳥が実を食べて種を糞とともに遠くへ運ぶ。マユミにとっては、鳥を利用した種の散布戦略なのです。
マユミが呼ぶ鳥たち
マユミの実には、メジロ・コゲラ・ヒヨドリ・アカゲラ・コガラなど多くの野鳥が集まります(はてなブログ mkbkc / コーワ野鳥撮影カレンダーより)。山地に自生するものにはアカゲラやコガラ、平地の庭にはコゲラやメジロがよくやってきます。
記事にも書いたように、メジロとマユミの共演は絵になります。庭に1本マユミを植えておくだけで、毎年秋に野鳥観察ができる場所ができあがります。実は鳥に食べ尽くされることなく少しずつ減っていくので、長い期間楽しめるのもこの木の良いところです。







