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6月20日はペパーミントの日。清涼感を楽しむハーブ・ペパーミント

  • 執筆者の写真: 飯島 一郎
    飯島 一郎
  • 2025年6月12日
  • 読了時間: 3分

更新日:5月23日

6月20日はペパーミントの日です。北海道北見市まちづくり研究会が1987年に制定しました。6月の北海道の爽やかさがハッカそのもので、20日(はつか)=はっかの語呂合わせが名前の由来です。


6月20日はペパーミントの日

北海道北見市はかつて薄荷(ハッカ)の一大産地でした。明治から昭和初期にかけて、世界のハッカ生産量のおよそ70%を北見産が占め、日本は世界最大のハッカ輸出国でした。戦後に安価な合成メントールが普及したことで産業は縮小しましたが、北見ハッカの香りと技術は今も受け継がれています。北見ハッカ記念館・薄荷蒸留館では開館日に毎日ハッカの蒸溜実演が行われています。


ペパーミントはスペアミントとウォータータミントが自然に交配して生まれたハイブリッドです。交雑種であるため種子をつくることができず、世界中のペパーミントはすべて挿し芽や株分けで増やされています。一本の株から世界へ広まった植物ともいえます。


ペパーミントの葉 水墨画

ペパーミントの清涼感は体温を下げているのではありません。メントールが皮膚の温度センサー(TRPM8)を刺激して脳に冷感を伝える仕組みです。実際の体温は変化せず、感覚だけが涼しさを感じます。梅雨から初夏の蒸し暑い時期にアロマや入浴剤として活用されてきた理由がここにあります。


梅雨時や初夏の使い方として定番なのがアロマです。ペパーミント精油を数滴たらしたアロマストーンや加湿器で空気に広げると、体感温度が下がり頭がすっきりします。ハーブティーとして飲むと消化を助ける効果も期待できます。収穫は花が咲く前の4〜10月が最適で、朝の香りが最も強い時間帯に葉を摘むとよいです。


庭に地植えにすると地下茎で急速に広がります。隣の区画に侵入するケースも多いため、鉢植えのまま地面に置くか、縁石で区画を区切ってから植えることをおすすめします。日当たりを好みますが夏の強い直射日光は葉焼けの原因になるため、半日陰が理想です。乾燥しすぎると香りが落ちるため、土の表面が乾いたら水を与えます。


鉢植えペパーミント 水墨画

Q. ペパーミントとスペアミントの違いは?


メントール含有量が大きく異なります。ペパーミントはメントールを40〜60%含み清涼感が強い。スペアミントはカルボンが主成分でメントールがほぼなく、甘みとやわらかな香りが特徴です。料理にはスペアミント、清涼感重視にはペパーミントが向きます。


Q. 鉢植えで育てられますか?


育てられます。直径20cm以上の深めの鉢に水はけのよい用土を入れ、日当たりのよい場所に置きます。根詰まりしやすいので1〜2年に一度は株分けをして植え替えます。室内でも育ちますが、日照不足だと香りが弱くなります。



最終更新: 2026年6月


 
 
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