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とぱあずいろの香気が立つ。10/5はレモンの日 冬の果実 レモン

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 10月4日
  • 読了時間: 2分

10月5日は「レモンの日」。イエローカラーで爽やかな酸味、スッキリと爽快な香りをもつ果実は夏のイメージがありますが、実は国産レモンの旬は冬。

とぱあずいろの香気が立つ。10/5はレモンの日 冬の果実 レモン


10月下旬~3月に収穫期を迎えます。とはいえ店頭に並ぶレモンは海外から輸入された外国産レモンも多いので一年中手に入る状況ではありますね。


そんなレモンの日、レモンの季節だからかと思いきや、実は全く異なる理由で設定された記念日。日本を代表する彫刻家·画家·詩人である高村光太郎の最愛の妻·智恵子の命日が1938年10月5日であることが由来となっています。


『道程』や『智恵子抄』を教科書で学んだという方も多いかもしれません。その『智恵子抄』は妻·智恵子への想いを詩にしたもの。晩年の智恵子が亡くなる数時間前にレモンをかじる姿を「レモン哀歌」という一節に表現しています。その詩から由来して「レモンの日」が制定されました。


少し切ない悲しい由来にも想えますが、レモン哀歌で表現された「とばあずいろの香気」、ラストには写真と桜の花かげに置かれた「すずしく光る」レモン…美しくも心に響く言葉が深く刺さります。


レモンの日をきっかけに秋の夜長に詩集を開いてみるのもいいのではないでしょうか。

花言葉は「心からの思慕」と「香気」。


また果実にも「熱情」「熱意」「陽気な考え」という言葉がつけられています。大切な人を想う深い気持ちや、前向きなエネルギー、レモンのイメージにぴったりの言葉です。


レモン(檸檬):ミカン科 / ミカン属 学名:Citrus limon 

樹高2~4mになる高木果樹 収穫期は10~4月 5月頃に淡い紫色の花をつけます。

受粉樹不要 耐寒性はやや弱いが耐暑性の高い性質

 
 
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