草木も樹々も緑豊かな気持ちのよい季節になってきました。外散歩も楽しいシーズンですが、鼻がムズムズ、目がかゆい。。。花粉症に悩まされている人にはツライ時期でもありますよね。
今や国民病ともいえる花粉症ですが、実は犬や猫にも花粉症が発症しているのをご存知でしょうか?新聞記事に掲載された数字によると「ペット(動物)も花粉症になることを知らない」という人は46・3%。半数近い人は認識していないという調査結果が。
くしゃみや鼻水、結膜炎など人間と同じ症状の他、ペットの場合皮膚のかゆみや発疹が現れることが多いそうです。
アレルギーが起きやすい植物にはスギ(2~4月頃)、ヒノキ(3~5月頃)、シラカンバ(4~6月)、イネ科(4~11月)、ヨモギ(8~10月)、ブタクサ(8~11月頃)が挙げられています。植物の生息地は日本全国、一年を通して何かしらの花粉飛散があり、避けるのはなかなか難しいもの。
対策としては、その日の花粉飛散状況や時間帯をチェックする、散歩で外を歩くときに花粉除けに服を着せる、散歩後にブラッシングでしっかり花粉を落とす、カラダや手足をよく拭く、など室内に花粉を持ち込まないケアが大切だそう。もちろん室内の掃除もこまめに。人間の対策と同じですね。
植物たちにとっては活発な活動期で子孫を残す為、遠くまで飛んでいこうとがんばっているシーズンではありますが、この時期ペットの様子が違っていたら花粉症も疑ってみたほうがいいかもしれません。
春から初夏に向かう新緑の映えるシーズン、上手にケアして人も動物も健康に快適に過ごしたいですね。
参照:毎日新聞4/5版