10月18日は冷凍食品の日。冷凍野菜が人気1位に ブロッコリー

10月18日は冷凍食品の日。1986年に、冷凍食品の正しい知識の普及を目指す日本冷凍食品協会によって制定されました。

冷凍(レイトウ)のトウ(10)にちなんで10月、また冷凍食品の世界共通の管理温度がマイナス18℃以下であるということから18日。
最近の冷凍食品は種類も販売数も増え、また味や品質のレベルもどんどん向上しているのを実感しています。お店のケースを見ても、定番ともいえるコロッケやポテトフライなど冷凍総菜はもちろん、麺類やスイーツ、ライス系、ワンプレート食品、そして冷凍野菜もかなりの地位を占めてきていますね。
2025年の冷凍食品トレンド大賞という調査結果では、2位の、皿要らずの食事が手軽にできるワンプレート食品を抑えて、堂々1位に冷凍野菜が登場。猛暑や天候不順、野菜価格の高騰や供給不安が続いたことも理由のようです。
人気の冷凍野菜は冷凍ポテト、そしてブロッコリーや枝豆。中でもブロッコリーは年々順位を伸ばし、いまでは冷凍野菜の売り上げの先頭に立つまでになりました。冷凍野菜の栄養に関しても、ブロッコリーの食物繊維は冷凍してもほとんど減りません。ビタミンCのような水に溶ける成分は、冷凍前の下ゆでで一部が流れ出ますが、急速冷凍の技術が進み、栄養は保たれやすくなっています。
画像はブロッコリー苗。ブロッコリーは家庭菜園でも育てられる植物でもあり、プランターでも手軽に栽培ができる野菜。年中いつでも手軽に利用できる冷凍野菜もうまく活用しつつ、自家製冬野菜の栽培にチャレンジしてみるのもオススメですよ。

食べているのは、花のつぼみ
ブロッコリーの食べる部分は、花蕾と呼ばれる、花のつぼみの集まりです。
このつぼみのもとになる花芽は、ある程度の寒さに当たらないとできません。暑いうちは葉と茎を育て、気温が下がってくると、ようやく株の中心につぼみを抱えはじめます。
冷やして長く保つのが冷凍食品なら、ブロッコリーは冷えることで実りに向かう野菜です。夏の終わりに植えた苗が、秋の冷え込みとともに花蕾をふくらませていく。畑の中でも、寒さが仕上げの役をしています。
品種には、早くとれる早生から、ゆっくり育つ晩生まであります。早生は比較的高い温度でも花芽をつけ、晩生は株が大きくなり、しっかり冷えてから花芽をつけます。
いちど収穫しても、終わりではありません
真ん中の大きな花蕾を頂花蕾、そのあと脇から出てくる小さな花蕾を側花蕾といいます。
家庭菜園でおすすめなのは、頂花蕾のあとに側花蕾もとれる品種です。真ん中を少し若めに、短く切りとってから追肥をすると、脇の花蕾がよく育ちます。一株から、冬のあいだ何度も収穫が続きます。
収穫が遅れると、つぼみがほどけて黄色い花が咲いてしまいます。固く締まっているうちに切りとるのが、おいしく食べるこつです。
太い茎も、皮を厚めにむけば甘く食べられます。花蕾だけで終わらせるのは、少しもったいない野菜です。

冬に紫色になっても大丈夫
寒い時期、花蕾の表面が紫がかってくることがあります。病気ではなく、寒さに反応して出る色で、ゆでると鮮やかな緑に戻ります。
気をつけたいのは、秋の虫です。アオムシ、コナガ、ヨトウムシが葉を食べに来ます。アオムシは、あの白いモンシロチョウの幼虫。アブラナ科の野菜が大好物です。
植え付けたらすぐに防虫ネットをトンネル状にかけ、裾を土に埋めて、すき間をつくらないこと。一度入り込まれてからでは遅いので、最初が肝心です。
三重の平野部のような中間地では、秋にとるなら植え付けは8月中旬から9月中旬が目安です。10月に苗を迎えるなら、早生の品種を選んで、なるべく早く植えつけてください。
ブロッコリーの基本情報
ブロッコリー:アブラナ科アブラナ属 原産地:地中海沿岸
生育温度は15~20℃ 苗も手に入りやすい冬野菜として人気の植物です。
よくあるご質問
花蕾が紫色になりました。食べられますか。
食べられます。寒さに当たって色が出たもので、ゆでると緑色に戻ります。
真ん中を収穫したあと、株は抜いてしまっていいですか。
品種によっては、脇から小さな花蕾が次々に出てきます。株を残して追肥をすると、冬のあいだ何度か収穫できます。種袋や苗の札に、側花蕾もとれる品種かどうか書かれています。
葉が穴だらけになってしまいました。
アオムシやコナガ、ヨトウムシの食害です。見つけたら取りのぞき、次からは植え付けと同時に防虫ネットをかけて、すき間なく裾を土で押さえてください。
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