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夏の暑さに負けない花。涼し気なブルーを楽しむ サルビア サリーファン

執筆者の写真: 飯島 一郎
飯島 一郎
8月17日
読了時間: 3分

サルビア サリーファン ブルーサルビア 夏 花

やはり今年も酷暑…強烈な日差しの続く憂鬱な日々ですが、せめて庭の花の彩りは涼やかなイメージに仕上げたい。


そんな人にもおすすめの青色系が涼やかで美しいサルビア サリーファン。


サルビア サリーファン(Salvia farinacea)は、シソ科サルビア属の非耐寒性多年草で、非常に強健で4月~10月頃、夏の暑さにも負けず咲き続け観賞期間が長いのが特徴です。

一般的な実生系のブルーサルビアに比べて旺盛な生育力があり、可憐な花姿ながら夏でも成長しながら咲き続ける姿は逞しい限り。


草丈も30cm以上に成長するので、地植え鉢植えでもこんもりと美しい形になり、寄せ植えの中央部や立体感を出したいガーデンデザインにも向いています。


サルビア ファリナセア 名前の由来 ラベンダー 見分け方 図解

ところで、いちばん上の写真をよく見てください。

青い花の付け根、花を包んでいる部分が、白い粉をまぶしたように見えます。


これが名前の由来です。

学名の farinacea は、粉のような、という意味。

英語ではそのまま Mealycup sage、粉をふいたセージと呼ばれます。


粉に見えているのは、こまかい白い毛です。

原産は北アメリカからメキシコにかけての乾いた土地。

強い日差しと乾燥のなかで育ってきた植物なので、日本の夏に負けないのも道理だと思います。


ときどき、ラベンダーと間違えられることがあります。

見分けたいときは葉を見てください。

ブルーサルビアの葉は細長い楕円で、縁にゆるいギザギザがあり、表面はつるりとした明るい緑。


ラベンダーの細くて銀色がかった葉とは、並べればはっきり違います。


サルビア 青い花穂 夏 墨絵

そしてブルー系のバリエーションが豊かなこともポイントで明るくさわやかなスカイブルー、人気色の濃いブルー系 ディープオーシャン、ホワイトがかった透明感あるブルーアイス、白色系のスノーホワイト、ピュアホワイトなどを組み合わせるのも素敵ですね。

花だけでなく、ガクや花軸の色が違う品種もあります。


ガクが白く花が青いもの、全体が白灰色のもの。


写真の株のように、白いガクと青い花の対比が涼しく見えるのは、この組み合わせのおかげです。


長く咲かせるコツをひとつ。

花穂は下から順に咲き上がり、てっぺんまで咲き終わると茶色くなってきます。

そうなったら、花穂の下の元気な葉のすぐ上で切り戻してください。


株の体力が種づくりに回るのを止められるので、また新しい花穂が上がってきます。

夏のあいだに二度、三度と繰り返せば、10月まで青が続きます。


もうひとつ。

サルビアの仲間は、蜜源としてよく知られています。

夏の庭に一株あるだけで、蜂やチョウが通うようになります。

涼しく見せるために植えた花が、生きものを呼ぶ入口にもなる。


宿根サルビア全般の花言葉は、知恵、尊敬、家族愛、良い家庭。

ブルーサルビアには開花期間の長さに由来した、永遠にあなたのもの。

サルビア自体の英名 sage のもつ意味から、賢人という言葉もあります。


夏の暑さに負けないたくましく育つサルビアで、涼やかなガーデンをデザインしてみては。


夏の庭 花壇 青い花 墨絵

夏の花壇づくりや、切り戻しの時期のご相談は、お庭の剪定・管理のご相談からお声がけください。三重県で、季節ごとの手入れをお手伝いしています。


サルビア サリーファン:シソ科サルビア属 非耐寒性多年草 原産地:北アメリカからメキシコ 一般的な実生系の品種に比べて生育力が旺盛で、暑い夏にも成長、開花を続ける強い性質。 草丈35~45cm程度 開花時期は4月~10月頃までと長期間楽しめます

最終更新: 2026年08月

 
 
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