「考える人」に見えてきませんか?人面草 秋のパンジー虹色スミレ
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

- 6 日前
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パッとひらいた丸い形、愛らしい花姿で秋から冬のガーデンを彩ってくれる、愛され植物パンジー。画像の花は「パンジー 虹色スミレ」という品種、パステル系の虹のような色彩が中心から外側に向けてグラデーションする花色が魅力的です。

パンジーはスミレ科スミレ属の植物。少し小ぶりなサイズ感のビオラ、そしてスミレは同じ野生種から派生した仲間ですが、かつてはパンジーとビオラは基本的には大輪のものがパンジー、小輪で株立ちになるものがビオラと区別されていました。
しかし、品種改良が盛んとなり500種以上の園芸種がある現在、大きなビオラ、小さなパンジーも出現。サイズ感だけではパンジーかビオラかの判別は難しい状況です。虹色スミレのように「○○スミレ」というネーミングの園芸種が増えたのも、そのあたりの区分難易度が上がったせいもあるのでしょうね。
Pansy(パンジー)という名前は、古いフランス語の「pensee(思考・考える)」が由来という説もあり「人面草」という和名もあるのだとか。確かにパンジーやビオラの花をじっと見ていると、人がものを考えている姿に見えてきませんか?
可愛らしい顔がじっとこちらも見つめているような、何か語りかけてくるような…そんな雰囲気もガーデナーの心を掴んだ魅力なのかもしれませんね。
紫色のパンジーの花言葉は「思慮深い」。じっくりと考える花の姿を傍らに、想いにふける秋もよいのでは。
パンジー:スミレ科 / スミレ属 学名:Viola 原産地:ヨーロッパ
開花期は10月~5月中旬 和名:三色菫 人面草
園芸品種が豊富でスミレ・ビオラ・パンジーは同じ仲間。
開花期が長い初心者でも育てやすい植物です。







