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すべてのバラは黄色からはじまった?ゲノム解析が明かす起源と進化

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 6月5日
  • 読了時間: 2分

現在150~200種を超える野生バラと、35,000以上の栽培品種が存在すると言われる「バラ」。言わずと知れた花の女王で、つるバラ、ミニバラなど樹形タイプも様々なものがあり系統、品種が多彩な植物です。


すべてのバラは黄色からはじまった?


白、赤、ピンク、オレンジ、青…とその多彩な色も魅力ですが、4月下旬、中国・北京林業大学の研究チームによる、大規模なゲノム解析によって明らかになったのが『バラの祖先の色は「黄色」だった』という発見。ニュース記事になっていました。


野生種から栽培種まで幅広いバラを対象に行った結果とのことで、この研究の詳細は、2025年4月4日付で科学雑誌『Nature Plants』に掲載されているそうです。


一般的には黄色のバラは病気や害虫の被害を受けやすいとも言われ、栽培が難しいとされてきました。現在では品種も増え日本では「父の日」のフラワーギフトにも定着したポピュラーな花となっていますが、比較的新しい存在というイメージのある黄色バラが「バラの祖先の色」というのは意外な気もしますね。


黄色のバラは「友情」「献身」「愛の告白」といったポジティブな花言葉と、「不貞」「嫉妬」「薄らぐ愛」など、ちょっとネガティブなイメージの言葉も。


プレゼントするときは少し気にかかることもあるかと思いますが、イエローカラーのエネルギッシュな魅力は不動。全てのバラのルーツともいえる黄色のバラ、その神秘性やエネルギッシュなイメージを伝えつつ贈ってみるのもよいのでは。


バラ(薔薇):バラ科 / バラ属 学名:Rosa 原産地:アジア、ヨーロッパ、中近東、北アメリカ、アフリカ 開花期は5月中旬~6月上旬、6月~11月など品種により異なる

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