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ふわふわの綿毛のような多年草。色々な名前をもつ花アゲラタム(カッコウアザミ)

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 1 時間前
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アゲラタム。ふわふわの綿毛のような質感、ブルーやパープル、ホワイトなど爽やかな涼感のある色彩の花が魅力の植物です。熱帯アメリカに40種ほど、沖縄に野生化したものもあるそうですが、品種改良も進み園芸種がよく出回っています。


色々な名前をもつ花


次々と花を咲かせ、開花期も長いこと、こんもりと茂って育てやすい性質がガーデナーにも人気で、花壇や寄せ植え、ハンギング、切花、アレンジと幅広く利用されています。


色々な名前も持っていて、学名でもあるAgeratum conyzoides(アゲラタム)は、ギリシャ語で否定を意味する「a」と「古くなる」という意味の「geras」をミックスし「古くならない」「色褪せない」という意味があり、花の鑑賞期間が長く色褪せないことに由来。


和名の霍香薊(カッコウアザミ)は、鳥の郭公ではなく、葉が薬草のカッコウ(シソ科の多年草)の葉に似ていること、アザミのような花が咲くことに由来しています。


ちなみに薬草のカッコウ (藿香,広藿香)は解熱、鎮痛、胃腸機能回復に効果がある生薬。

英名のFloss flowerは、花びらがFloss=絹綿状のという意味から。さらに英名のPussy footは忍び足という意味で、自己主張せずにこっそりと咲き続ける花姿を現しているようです。

Blueminkは、青色のミンクの毛という意味。やはり特徴的なふわふわの花びらイメージから付けられた名前が多いですね。


花言葉は「信頼」「安楽」。長い期間色褪せずに咲き続ける姿からイメージされる言葉なのでしょう。心和らぐやさしい花、どの名も素敵ですね。


アゲラタム(カッコウアザミ):キク科/アゲラタム属 原産地:熱帯アメリカ

開花期は5月~11月と長く花を楽しめる植物です

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