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キラキラ光り輝く秋冬の彼岸花 ダイヤモンドリリー ネリネ

  • 執筆者の写真: 飯島 一郎
    飯島 一郎
  • 2024年12月5日
  • 読了時間: 3分

更新日:5月19日

彼岸花が散り、紅葉が深まるころ、庭の片隅でキラキラと光を散らして咲く花があります。ダイヤモンドリリーと呼ばれるネリネです。


秋から冬の初めにかけて、他の花たちが静かに眠りにつくなかで、ピンクや白のフリルが揺れるその姿は、庭に訪れる人の目を思わず引き止めます。剪定の仕事でお庭にお邪魔するたびに、この時期にネリネを大切に育てているお客様の庭は、冬の入り口にも色がある、と感じます。


ネリネは南アフリカ原産のヒガンバナ科の球根植物です。英語でDiamond Lily(ダイヤモンドリリー)と呼ばれる所以は、花びらの表面に細かい光の粒が宿り、日差しを受けるとダイヤモンドのようにきらめくことにあります。切り花としても人気が高く、花持ちの良さと独特の光沢感から、フラワーアレンジメントの世界でも愛用されています。


ダイヤモンドリリー(ネリネ)の花 — 秋に輝くピンクの花びら

ヒガンバナと似ているけれど、ネリネは別の顔を持つ


ネリネとヒガンバナは同じヒガンバナ科に属し、花の形もよく似ています。


どちらも葉がないまま花茎だけを伸ばして花を咲かせ、花が終わってから葉が展開する「先花後葉」の習性を持っています。


しかし開花時期が異なり、ヒガンバナが9月の彼岸ごろに咲くのに対して、ネリネは10月から12月にかけて咲きます。ヒガンバナが散った後の庭を、ネリネが受け継ぐかのように咲いてくれます。


最も広く栽培されているのはネリネ・ボウデニーという種で、-5度程度の寒さにも耐えることができ、日本の多くの地域で屋外での越冬が可能です。花色はピンク・赤・白・サーモンオレンジなど豊富で、品種によって微妙に異なるきらめき方を楽しめます。

ダイヤモンドリリー(ネリネ)の群れ咲き — 水墨画風イラスト

育て方と管理のポイント


球根の植え付けは春(3〜5月)が適期です。水はけのよい土を選び、球根の先端が土の表面にわずかに顔を出す程度の浅植えにするのがコツです。日当たりを好むので、できるだけ一日中日の当たる場所に植えると花つきがよくなります。夏は半休眠状態に入るため、この時期は水やりを控えめにするのが長持ちさせる秘訣です。


鉢植えにする場合は、根詰まりぎみのほうが花つきがよくなるという特性があります。植え替えは2〜3年に一度を目安にするとよいでしょう。


地植えであれば、一度根を張った球根はほぼ放任でも毎年花を咲かせてくれます。秋に咲いた花が終わったら、翌春まで葉を大切に育て、球根に養分を蓄えさせてあげてください。

ネリネの花のクローズアップ — キラキラ輝く花びら・水墨画風イラスト

庭での活かし方


花が少なくなる秋の庭で、ネリネは存在感を発揮します。コルチカム、ガーデンシクラメン、パンジーなど秋冬の花と組み合わせると、季節の変わり目にも華やかな花壇を維持できます。草丈は30〜50cmと中程度なので、花壇の中段に植えると他の植物と高さのバランスが取りやすいです。


切り花としても優秀で、一本の茎にいくつもの花をつけるため、少ない本数でもボリューム感が出ます。秋のフラワーアレンジメントに添えると、光を受けるたびに表情が変わる独特の輝きを楽しめます。庭と部屋の両方で楽しめる球根植物として、一鉢育ててみると発見が多い花です。


ネリネ 基本情報

科名・属: ヒガンバナ科 ネリネ属

学名: Nerine bowdenii ほか

原産地: 南アフリカ

草丈: 30〜50cm

花期: 10月〜12月

花色: ピンク・赤・白・サーモンオレンジ

耐寒性: あり(ボウデニー種は-5度程度まで)

分類: 多年草(球根植物)

秋の庭の彩りや球根植物の管理でお悩みの方は、剪定屋空にご相談ください。

三重県菰野町で庭木の手入れ・植栽管理をご検討の方は、剪定屋空の年間管理プランをご覧ください。→ 年間庭木管理プランはこちら


 
 
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