レディもマダムも。メキシコから広まったゴージャスな天竺花マダムダリア
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

- 6月27日
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華やかさと多彩なカラー、ゴージャスな雰囲気が魅力の花「ダリア」。世界中に愛好家も多くその品種数は2万とも3万ともいわれるほど。花形タイプだけでも、デコラティブ咲き、弁先が細長くなるカクタス咲きなど10数種にも分類されます。

画像はゴージャスな中~大輪咲き、コンパクトながら花付きも良い品種の「マダムダリア」シリーズ。ホワイトとローズカラーが美しいローズスワールです。このシリーズには薄いレモンカラーとホワイトのレモンスワール、アジアンチックな濃いピンクのトロピカルブリーズなどもあり、季節により色変化も楽しめます。
またマダムに対して?小輪のレディダリアシリーズもあり、シャリ、スーリャ、ラビなどかわいい花も人気となっています。
ダリアの原産地はメキシコ。古代アステカ文明では食用や薬用植物としての価値が尊ばれ、のち18世紀以降ヨーロッパへ持ち込まれて以来、観賞用花として広まったそうです。1963年にはメキシコ国花に指定されました。
日本には1841年にオランダから輸入され、和名ではテンジクボタン(天竺牡丹)とも呼ばれます。天竺は日本や中国でインドをさした旧称ですが、ダリアの場合は天竺=アジア以外の外国のことを意味し、一重咲のダリアが牡丹(ボタン)の花に似ていたことから、天竺牡丹と呼ばれました。
栽培も比較的容易で夏から秋のガーデンに向けて華やかさを演出できる花、多くのスタイルとカラーをもつダリアからお好みの品種を取り入れてみてはいかがでしょう。
ダリア:キク科 / テンジクボタン属(ダリア属) 開花時期は6月中旬~11月(真夏は少なく9月中旬~10月多い)







