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くるくると絡まるツルがかわいい「ニガウリ」

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 2020年9月13日
  • 読了時間: 2分

今年植えたニガウリが大きく伸びてきました。「ニガウリ(苦瓜)」「ゴーヤ」「レイシ」など様々な呼び方のされる植物ですが、ウリ科ツルレイシ属の一年草。



くるくると絡まるツルがかわいい「ニガウリ」

原産地は熱帯アジアと言われますが、暖かい地域では広く野生種がみられ、日本では江戸時代ごろに九州・沖縄地方で栽培がはじまったそうです。


沖縄のゴーヤーチャンプルは有名な郷土料理ですよね。最近はゴーヤを軒先に植えてグリーンカーテンを、というアピールの浸透かホームセンターでも手軽に苗が手に入ります。


今年は種を買って植えてみたのですが、発芽したのは1本だけでした。発芽率が低かったので心配でしたが、その1本はがんばって伸びて支柱を超えて庭木に絡まって成長しています。黄色のかわいい花もひとつふたつ、とついてきたので実がなってくれるのが楽しみですが、くるくる巻いた細いツルが垂れ下がってきている姿もかわいい感じです。


日本ではそのテイストから「苦い瓜」ですが中国語では「涼瓜」とも書くそうで、身体の熱をとってくれる作用があるとのこと。苦みの成分のモモルデシンは胃腸の粘膜を保護し食欲を増進させ、気分をリフレッシュしてくれる効能ももっているそうです。


食物繊維やビタミンCも豊富な野菜なので、夏バテ予防に取り入れたいところ。シンプルにオイルで炒めて食べることが多いのですが、薄くスライスして生で食べるのも、ピクルスや浅漬けにするのもおいしそうですね。

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