秋に甘い香りを漂わせてくれたキンモクセイ。秋の名残を惜しみながら、その花でアロマクラフト、天然の金木犀の香水・ルームスプレーを作ってみました。
作り方はとてもシンプル。
摘んだ金木犀の花の茎やゴミなどを取り除き、花をスプレーボトルなどのビンに入れます。(アルコールOKの素材、青や黒の遮光ボトルがおすすめです)花がしっかりと漬かる程度に無水エタノールを注ぎます。
冷暗所で1-2か月ほど保管しておくと香りが移り、スプレーするとほんのりと金木犀の香りを楽しめますよ。
肌に支障がなければ香水やコロンのように手首や足首にシュッとひと吹きして香りを楽しんでもよいですし、さらに精製水で3-4倍ほどに希釈してルームスプレーとして使うのもおすすめ。
濃度はお好みで調節してみてくださいね。
市販の香水やコロンのような華やかさはありませんが、ふと香ってくるあの秋の甘い花の香りが想いだされるのではないでしょうか。
リラックス効果や安眠効果を合わせ持つアロマとしても有効なので、ちょっと一息いれたい休息時間やおやすみ前のひとときにも活用を。
材料もドラッグストアや薬局で手に入りやすいものですし、他の花やお気に入りのアロマエッセンスをブレンドしてみるのも楽しそうです。
金木犀はオスマンサスの名前で各ブランドからも香水が出ていますが、摘み取った天然の花のシンプルなアロマクラフトもナチュラルで◎、よかったら試してみてくださいね。
今年はちょっと開花が遅れてはいるようですが、キンモクセイの開花期は短い。今年開花を逃してしまった方はぜひ来年のチャレンジを。