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嵐が丘。そして美白ハーブのヒース「カルーナブルガリス」

執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

ガーデニングショップで見つけた紫色の穂先が何とも素敵な色の「カルーナブルガリス」という植物。


嵐が丘。そして美白ハーブのヒース「カルーナブルガリス」
嵐が丘。そして美白ハーブのヒース「カルーナブルガリス」


科名 / 属名:ツツジ科 / ギョリュウモドキ属(カルーナ属)、和名:ギョリュウモドキ、その他の名前:ヒース、四方柏(しほうはく)とあります。


ヒースで頭に浮かぶのは、まず嵐が丘。エミリ・ブロンテの代表作、この物語の舞台になったイギリス、ヨークシャーのハワース郊外の高原は夏にこのヒースで一面紫色に染まります。観光地としても有名なヒースの丘を知っている方も多いかと思いますが、私はカルーナとヒースが同じ植物だとは認識していませんでした。


またヒースは美白のアロマ、ハーブとしても有名です。


美白化粧品でよく謳われるメラニン生成抑制作用のあるアルブチンを持ち、シミ・ソバカス・ニキビなどへの効果、さらに豊富なミネラルが泌尿器系にも働きかけ、抗菌作用もあります。


ハーブティとして飲用するのがポピュラーですが、単体では香りは弱いもののちょっと独特のテイストなので、個人的にはクセのある他のハーブとブレンドするのがおすすめです。不思議と全体の調和をとってくれる感じがあります。


古い時代には霊を呼ぶ際に使われたという話もあり、身に着けると幸運を引き寄せる、不幸から身を守ると言われていたそうです。


文学ロマンと効能、そして神秘性をもつカルーナブルガリス、育ててみてはいかがでしょうか?

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