スナップエンドウに似たこの植物は、チョウマメです。漢字で書くと、「蝶豆」。勘のいい方はお気づきかもしれませんね。こちらは、英語でバタフライピーと呼ばれていて、最近SNSなどで人気になっているあのバタフライピーです。
お花は朝顔に少し似ていて、とても綺麗な青色をしています。青の色素であるデルフィニディンという成分があり、それにレモンやライムを加えると色が変化します。これを利用して、最近では、青いハーブティー、色の変化を楽しめるハーブティーとして人気です。海外では、この花の絞り汁を使って、お菓子を着色したりするそうです。天然の青い色素がとても綺麗そうですね。
SNSやおしゃれなカフェを中心に人気のバタフライピーですが、実は日本には1850年前後くらいから入ってきたとされていて、昔からあった植物なのです!意外と昔からあるのにびっくりですよね。
育てやすいハーブなので、初心者さんにもおすすめです。朝顔のようにツルを伸ばしますので、ツルは絡ませてあげましょう。お花が咲いたら、おしゃれなハーブティーを楽しめます。画像のようなサヤは柔らかければ、煮物に入れたりして食べることも可能です。冬にサヤを収穫して、中から種を取り出せば、また次の年もバタフライピーを楽しむことができますよ。今、話題の植物、是非自宅で育ててみませんか。