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地震も予知?恥ずかしがりの愛され植物「オジギソウ」

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 2021年10月13日
  • 読了時間: 2分

指でつつくと静かに葉が閉じてしまう、不思議な植物「オジギソウ」。


地震も予知?恥ずかしがりの愛され植物「オジギソウ」


マメ科オジギソウ属、原産国は南アメリカ(ブラジル)ということもあり、暑さに強く7月~10月には薄紫色の細い糸が広がったようなかわいらしい花を咲かせます。


日本では沖縄に自生が見られますが、その他の土地では冬越しが難しいようで一年草として扱われることも多いようです。


学名はMimosa pudica、英名ではSensitive plant(繊細な植物)やSleeping grass(眠り草)、触れるだけでそっと、うつ向くように葉を閉じてしまう姿に繊細さを感じる感覚は、世界共通のようです。


また、実証されているわけではないですが、オジギソウは地震の前に葉を閉じる!という説もあり「地震を予知する草」と呼ぶ人もいるとか。


確かにあの繊細な感覚なら地面からの振動をキャッチできそうな気もしてきます。栽培している方は、ぜひ気にかけてみてください。


なぜ葉を閉じる?というのは最大の疑問でもありますが、科学的?には、鳥や虫から身を守るため、もしくは夜に水分を蒸発させないようにするためではないかと言われています。


オジギソウの花言葉には「繊細な感情」「感受性」「敏感」といったイメージ通りの言葉が並び、和名での別名にも、羞恥草、漢名に含羞草、(恥ずかしがる草)という字があてられることもあるのは、外観からのイメージ通り。


ただし、よく観察するとオジギソウの茎はカエリと呼ばれる、細かい棘のようなものを隠しもっているので、葉を摘み取ろうとする時はご注意を。

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