明治から続く庭に春の手入れを 尾上別荘庭園 年間管理
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

- 22 時間前
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三重県四日市市にある尾上別荘様の定期庭園管理に行かせていただきました。今回は4人体制で、松の高木剪定、カシの剪定、手取り除草、外周の越境枝の手入れなど春の作業を一通り進めさせていただきました。

YOKKAICHI HARBOR 尾上別荘は、実業家・小菅剣之助が明治33年(1900年)頃に四日市に定住し、建てた邸宅の庭園です。将棋棋士(名誉名人)として名を成し、その後、株式売買・木材取引・土地開発で事業を広げた小菅剣之助。湯の山温泉の大石橋を私費で架け替えるなど、地域への貢献も多く残した人物です。
このようなお庭に触れさせていただく事はとてもありがたい事です。
今回の春の管理は夏に向けた下地をつくる時期です。植物が冬の休眠から目覚め、急速に動き出す前の手入れが肝心です。
雑草が大きくなる前に手取り除草をし越境枝が隣地へ伸びきる前に手入れ。
先手の手入れを重ねることで、一年を通して庭の状態が安定します。

ロープを使った高所作業で、松の樹形を整えました。機械の届かない高さでも、ロープを使えば木の上から一本一本の枝に向き合えます。
ただ枝を減らすのではなく、その木が持っている樹形を生かしながら整えること。
それが剪定の本質だと私たちは考えています。


カシは成長が旺盛な樹種です。一年間伸びた枝を整え、庭全体の重心を戻します。

苔庭や石組み際は、機械が使えません。一本一本、手で丁寧に抜いていきます。


外周の越境枝・手入れ前の状態
隣地へ飛び出した枝を整えました。外からは気づきにくいですが、隣接する建物との境界管理は、年間を通じて重要な作業のひとつです。

4人で動いて、一日かけて春の作業を一通り終えました。
年間を通じて、春に下地をつくり初夏に成長を読み夏に仕上げ冬に静かに支える。
一年一年の積み重ねが、庭の時間をつなぐ。そういう仕事をさせていただいています。







