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絶滅危惧Ⅱ類?・・・モクビャッコウ

執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空

この見事なシルバーリーフの輝きが美しいモクビャッコウ。きっと誰の目にも留まるでしょう。見ようによればシロタエギクにも似ていますが・・・



モクビャッコウは半耐寒性常緑低木になります。鹿児島県などの海の側や珊瑚の上に自生していますが、近年ではその数も減っているそうです。

今では絶滅危惧Ⅱ類になっています。

美しい葉を持っているので何とか絶滅をふせぎたい限りですね。なぜなら実は筆者はシルバーリーフが個人的に好きなのです(笑)。なんだかカッコよく見えませんか?


この美しい葉の色シルバーに見える理由は、非常に細かい毛が葉に生えていて、そのため輝いて見えるのです。 一応小さいながらも冬の12月~3月に黄色の花も咲きます。豪華な花ではありませんが、可愛い感じの花ですよ。小花がたくさん集まった花です。


このモクビャッコウ、寄せ植えに一役買いそうな植物だと思いませんか?主役にもなり脇役にもなり。脇役でも主役を引き立たせる。そのような感じがします。


葉に独特の香りがあり、その香りは菊の花のようなヨモギのような香りがするような気もします。 モクビャッコウは放任していても丸い形に育っていきます。ただ樹形が乱れてきたら春先に株元から20㎝ほど残して剪定しましょう。生育旺盛なので地植えならまだいいですが、鉢植えだと・・・ちょっとしんどいかも。


植えるときに最初に石灰をまいてから植え付けてください。自生場所が岩場なので、カルシウムを含んだ土の方が良く育ちます。


あなたも絶滅危惧Ⅱ類のこの植物の自生を珊瑚の岩場で見ることが出来るといいですね。

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