三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
花言葉は幸福と感謝。幸せのモチーフ「カスミソウ」
カスミソウといえば白い小さな花がフワフワと揺れるやさしいイメージ。

主役というよりは脇役的なポジションともいえますが、花束やフラワーアレンジメントに盛り込まれる定番花でもあります。好きな花ランキングではトップにはならずとも上位に必ず登場する花。
バラやランのようにゴージャス感や派手さはないけれどナチュラルな雰囲気だからこそ好き、という人も多い植物ではないでしょうか。
ドライフラワーにも向く花材でもありフラワーショップの流通も多いので、一年中目にするようにも思えますが、本来の開花期は5月~7月。ナデシコ科ジプソフィラ属、アジア・ヨーロッパ圏を原産としています。
同じように見えがちな花ですが世界には125種類ほどの分布があり、白花の他にもローズ系やピンク色、一重咲の他に八重咲もあります。草丈も10~100cm程までサイズ感の違いがあるので用途により使い分けされ、ブルーやイエローなどに着色された花をミックスしたブーケなども利用されています。
和名では霞草(カスミソウ)、英名では「Baby’s breath(ベイビーズ・ブレス)=赤ちゃんの吐息」と呼ばれるように、やわらかで繊細、暖かさに包まれるイメージは各国共通のようですね。
花言葉は「幸福」「感謝」、「無垢の愛」など幸せの象徴となる言葉が並び、ウェディングや贈り物にも人気が高い花。最近では人気ドラマ「silent」のモチーフとして登場したカスミソウがトレンド入りし話題になっていたようです。
最終話での雪の結晶のようなカスミソウをお互いに渡し合うシーンが印象的だったという声が聞かれましたが、幸せのモチーフとしてカスミソウはぴったりの植物。
こんな風に数々の植物たちが、いくつもの物語の中で人の想いをつなぐ役割を果たしてきたのかもしれませんね。