~キョウチクトウ~
キョウチクトウは排気ガスに強く病気や害虫にも強いので、高速道路や街路樹によく植えられています。
最近では花の少ない時期に彩を添え、丈夫で手間のかからないキョウチクトウが庭木としてもよく植えられるようになりました。なかでも特に斑入りの葉を持つ品種が好まれているようです。
■常緑低木のキョウチクトウの原産地はインドで、花色は白、ピンク、赤、黄色と豊富で、一重咲きや八重咲きがあります。
キョウチクトウは毒性の強いことで知られていますが、花ことばは強い毒性を暗示させる「油断大敵」です。しかし、食べないかぎりは問題はありません。
■キョウチクトウは広島で原爆が落ちた後最初に花を咲かせた植物であったため、復興のシンボルとされ、広島市の花とされています。
樹高が4mにもなるので、家庭で庭木として楽しむなら剪定が必要ですが、剪定時期は新芽ができる前の4月と花が終わった9月が適しています。