真夏の日差しにも負けず、日陰でも育ってくれるギボウシはスジや班が入った特徴的な葉っぱを持つ植物として注目されています。
多年草で夏から初秋にかけて真っ直ぐに伸ばした茎に涼しげな白や紫の花を咲かせます。
日本では古くから観賞用として栽培されていますが、最近ではアメリカでも大型品種の人気が高いのだそうです。
若芽や若葉は食用にも利用される優れもの。
味は癖もなく、噛むと少しぬめりがありますが酢味噌和えや野菜炒め、味噌汁と色々な料理にも使えます。
園芸では、花以上に葉っぱが観賞用として人気があり、日陰の庭(シェードガーデン)に欠かせない植物とも言われ、寄せ植えに使われたり花壇を優しく彩ります。
そんなギボウシの花言葉は「落ち着き」「沈静」「静かな人」
凛とした花姿から付けられた言葉のようですが確かに木陰で涼むたおやかな女性のイメージがありますね。
ソライター 山桃桜