春の到来を知らせるように、大きな花びらの愛らしい花を咲かせるアネモネ。
アネモネの語源はギリシャ語で風を意味するanemosだそうです。
すっと伸びた茎の先の大きな花が風にそよぐ姿が印象的です。
アネモネは秋植え春咲きの球根植物です。
球根を植えるのに気を付けることを4つ挙げます。
・10月~11月頃、涼しくなってから植えること
・湿らせたキッチンペーパーなどの上で吸水処理してから植えること
・とがったほうを下に植えること
・球根を植えた時に水やりをした後、数日間は水やりを控えること
地中海原産の植物ですから乾燥を好みます。
水は土の表面が乾いたらたっぷりあげましょう。
花びらが散り始める頃には、茎の下の方で切り落とします。
花の時期が終わってもしばらくは水と液肥を与えて、球根を太らせましょう。
球根を掘りあげるべきかどうか?が気になるところですが、特に植える場所を移動したいのでなければ、そのままでも大丈夫です。
我が家では、地植えで夏も球根を掘りあげず、冬も霜よけなどしなくても元気に花を咲かせてくれました。
かなり育てやすい植物だと思います。
小さな球根から発芽した苗が、葉を茂らせ次々と大きなつぼみを高く持ち上げていく様子を見ると、何か元気をもらえるのでおすすめです。
春に花付きの苗を購入されても長く花を楽しめますよ。