見ているだけで、チクチク痛そう・・・。こちらはバラのトゲです。そろそろバラ園の時期です。お近くにバラ園がある方は是非遊びいってみませんか。花の見た目を楽しむのはもちろん、香りやトゲも種類によって違いがありますので、楽しいですよ。
バラといったらトゲですが、何のためにあるのでしょうか。若いバラだと茎が細く、トゲは緑色です。茎が太くなると画像のようにトゲの色が変わります。一見トゲはバラを外部から守っているように見えますが、トゲがあるからといって虫が寄ってこないわけではないため、防御のためのトゲではないのかもしれません。トゲを壁などにひっかけて上へと成長するためではないかとも考えられています。でも、実際のところ、正確なトゲの役割はわかっていません。
トゲ、刺さると痛いですよね。私は大学生の時にバラのトゲで思いきり指を刺してしまい、痛い思いをした経験があります。トゲが少ない品種もたくさんありますので、苦手な方は品種選びにも気を付けてみるといいかもしれません。でも、やっぱりバラといえばトゲ!トゲがあると、かっこいいですよね。お庭にバラがある方は、トゲもよく観察してみてくださいね。