ブルーベリー、ラズベリー、クランベリーなどなど…ベリー類は、見た目にも可愛い果実。
冷凍のミックスベリーも年中手に入りますし、ヨーグルトやジュース、スイーツにしても、季節を問わず当たり前のようにお店に並んでいる定番テイスト。
海外輸入が多いので、旬というのも感じにくいですが、ブルーベリーやラズベリーは6月~9月、そして画像の「ブラックベリー」の収穫シーズンは夏、7~8月頃に実をつけます。
ブラックベリー、バラ科キイチゴ属、アメリカ・ヨーロッパ原産の落葉性ツル植物。品種もかなり多く存在するようで、原種はトゲがりますが園芸用に出回っているものはトゲなし品種のよう。
画像は実家の庭に地植えされた樹ですが、寒さ暑さにも強く鉢植えでもかなり大きく育ち、ツルを鉢の上に置いておくと発根するので増やすのも楽。
実際、かなり昔から庭にあるのですが、どんどん数が増えて立派な実もついているので、<育てやすい植物>というのは間違いない気がしています。
果実の栄養的にはビタミンC、カリウム、マグネシウム、アントシアニン、食物繊維、タンニン、エラグ酸などを含み、成分効果として、美肌効果、スキンケア効果、カリウムによる水分排出、むくみ予防にもよいとされます。
美容業界でも目もとの治療(シワやハリへの効果)用の薬剤にブラックベリーが使われているそうで、目のまわりの弾力性を生み出す、とか。黒いパワーが効きそうなイメージ…?
もちろんそのまま食べる、ジャム、ジュース、スムージーと用途は色々。
ただ、小さな種があること、黒く完熟したものは潰れやすく、ちょっと扱いが面倒なので、加工食品には今一つ普及しないのかもしれませんね。
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