名前がおもしろいと思いませんか?「なかよしこよし」漢字で「中吉小吉」。何かおみくじみたいで楽しいネーミングですね。
「実」も印象に残りやすく忘れがたい物になります。小さなブドウに見えたり昆虫の卵に見えたり。あなたはこの実を見て何に見えましたか。
紫式部でも普通の品種とは別物になり、中吉小吉は実も多くたくさん付く新品種になります。そしてたくさん実がなると、枝も重さに耐えきれずだんだん垂れてくるんですよ。実と実がくっついて名前通りに、仲良しこよしとしているように見えるのは筆者だけでしょうか。
また2通りの姿も楽しめます。緑→紫。この2色がまざりあった時のコントラストも楽しめるので筆者的には、マスカット→巨峰でしょうかね(笑)。食いしん坊でごめんなさい(笑)。
紫式部の花はとても小さく、じーっと良く見ないと見分ける事が難しくなります。何といっても花より実の方が印象的ですよね。いつ咲いているのかも分かりにくいし、花色も淡いのでほとんど目立たないのです。
紫式部と聞くとあの有名な物語が頭に浮かびませんか?そうです。源氏物語です。上品な紫色の実にピッタリな名前だと思いませんか?花言葉もイメージ通りで「愛され上手」「上品」「聡明」になります。紫式部のイメージそのものですよね。
ちなみに「愛され上手」とは光源氏にちなんでいるそうです。こちらもモテモテだった光源氏にぴったりな花言葉だと思いませんか?
どこかで紫式部を見かけた時、是非ブドウを想像して鑑賞してみて下さいね。
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