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無限に増やしてみたい…初心者でも楽しめる人気花。真夏も元気な マツバボタン

  • 執筆者の写真: 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
    三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
  • 8月22日
  • 読了時間: 2分

今年も暑い日が続き北海道でも40℃を超えるというニュースまで…。人間も動物もそして植物達にとっても過酷な気候で心配はありますが、暑さに負けず咲く花に出逢うと癒されると同時にパワーももらえます。

マツバボタン

画像は真夏の強い日差しの中でも元気に咲いている「マツバボタン」。赤紫色の鮮やかなカラー、ふわりとしたやさしい花びらをもつ姿は牡丹(ボタン)の花に例えられ、肉厚で棒状の茎葉は松葉のよう、ということが由来してマツバボタンという名称に。英名では「rose moss(ローズモス)」となりこちらは花をバラに、草姿をコケに例えられています。国が違うと例える植物も変わる、おもしろいですね。


炎天下でもよく花が咲くので和名には「ヒデリグサ(日照草)」という呼び方も。肉厚の葉と茎がたっぷりと水分を蓄えているので、ジリジリと照らしてくる太陽にも日照り続きにも負けません。


さらに、茎を切って土に挿しておくだけで簡単に根が出て増える、さし芽でおもしろいように増えるのも特徴。その性質から「ツメキリソウ(爪切り草)」「ツミキリソウ(摘み切り草)」の別名も。剪定した茎の先をポットや地面に差し増やし続ける「無限マツバボタン」を楽しんでいるガーデナーさんもいるようですよ。


いつも元気に咲いているように見えますが、花自体は1日でしぼむ一日花。朝に開花して昼前にはしぼんでしまうので英名では「eleven o clock(11時)」という呼び方もあります。

花言葉は「無邪気」「可憐」です。


マツバボタン:スベリヒユ科 / スベリヒユ属(ポーチュラカ属)原産地:ブラジル・アルゼンチン 別名:松葉牡丹、日照り草、爪切り草

開花期は6月~9月

 
 
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