6月29日は星の王子さまの日。かけがえのないバラ バラ クリムゾングローリー
- 飯島 一郎

- 5 時間前
- 読了時間: 3分
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6月29日は「星の王子さまの日」。
この記念日は、「星の王子さま」で知られるフランスの作家で飛行士のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの誕生日に由来しています。
1999年には神奈川県箱根町に世界で最初の記念館「箱根サン=テグジュペリ 星の王子さまミュージアム」がオープンし、この日が記念日として定められました。
「星の王子さま」の物語は、子どもの頃に読んでもらった可愛らしいお話として記憶している方も多いでしょう。
大人になって読み返してみると、また違う深いメッセージを受け取れることも、この物語の魅力のひとつです。
よく引用されるフレーズのひとつが、"心でなきゃ、ちゃんと見ることはできない。本当に大切なものは、目に見えない。(第二十一章)"という言葉。

このお話は「本当に大切なもの=l'essentiel」についての物語でもあります。
たくさんのエピソードの中でも、王子さまの星の「バラ」の存在はとりわけ特別。
世界に唯一の存在だと信じてきたバラが、地球上にはたくさん溢れている。
それを知った王子さまは涙を流します。
そのとき、キツネが語りかけた言葉が印象的です。
「きみのバラがかけがえのないものになったのは、きみが時間をかけたからだよ」というような意味の言葉です。
同じ植物でも「ありふれている」と感じることがあるかもしれません。
でも、時間をかけ手をかけ、気持ちを込めて育てた目の前の1本は、あなただけの「かけがえのないもの」。
植物と向き合う仕事をしている方にも、植物愛好家のみなさんにも、きっとそんな存在がいくつもあるのではないでしょうか。

バラの花言葉は、色や本数によっても異なりますが、深紅のバラには「あなたを愛しています」「熱烈な愛」という言葉があります。
贈る相手への強い想いを込めた花として、古くから愛されてきました。
クリムゾングローリーは、ビロードのような質感の深紅の花びらが特徴的な品種。
「ビロードタッチの花びらを体現した最初の品種」ともいわれており、その濃く艶やかな花色と、漂うような強い香りは今も多くのバラ愛好家を魅了しています。
バラと王子さまの物語が伝えてくれるメッセージ。
機会があれば、ぜひ手に取ってみてください。
クリムゾングローリー(バラ):バラ科バラ属
ビロードタッチの深紅の花びらと強い香りが特徴の品種。「ビロードタッチの花びらを体現した最初の品種」ともいわれ、庭植え・鉢植えどちらにも向いています。
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