菰野町にてお庭の手入れ2件 芝刈りと樹木の剪定、シマトネリコにカメムシ

10月16日、菰野町のお庭2件で手入れをさせていただきました。
朝のお庭は、芝刈り、アベリアのまわりの掃除、お庭全体の除草、砂利への除草剤散布などです。



10時過ぎからは、もう1件のお庭で、樹木の剪定と全体の手入れです。カシ、マンサク、ユキヤナギなどを剪定しました。脚立を2台立て、足元にシートを敷いて進めます。


株立ちのシマトネリコの幹に、緑のカメムシが数十匹ついていました。つやのある緑一色で、ツヤアオカメムシと思われます(手に取っては見ていません)。

同じ幹に、アシナガバチも来ていました。

今年はカメムシがとても多い年です。三重県は10月9日に注意報を出していて、松阪市の予察灯では、9月から10月はじめのツヤアオカメムシが6,177頭(平年549頭)、チャバネアオカメムシが9,220頭(平年1,914頭)。どちらも過去10年で最多でした(三重県 病害虫発生予察注意報第4号)。
カメムシの本来の餌は、実の中の種です。ストローのような口で吸います。果肉の厚い果物では口が種まで届かず、果樹園では子を育てられません。夏は山のスギやヒノキの実で増え、その数はほぼ実の量で決まります。実を吸い尽くすと、成虫は山を離れて里へ下りてきます(植物防疫 68巻7号 2014)。

九州大学の上野高敏さんの観察では、秋のシマトネリコやネズミモチの樹液は、カメムシが吸った痕からしみ出たものでした。水をよく吸い上げている木ほど樹液がしみ出しやすく、その樹液を目当てにハチも来ます(九州大学 上野高敏)。
木が弱ってカメムシが集まったのではなく、山で増えたものが下りてきています。冬は常緑樹の葉裏やすき間で越すので、しばらくはお庭でも見かけそうです。手入れのときは、カメムシより幹のハチに気をつけています。

最終更新: 2026年10月







