桜の花びらは何枚?ソメイヨシノは5枚、八重桜は 300枚になる理由
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 2019年3月21日
- 読了時間: 3分
更新日:5月2日
桜の花びらの枚数は種類によって大きく異なります。最も親しまれているソメイヨシノは花びら5枚、八重桜は20枚から多いもので300枚近くになります。この違いは、本来おしべやめしべになるはずの器官が花びらに変化する花弁化という現象で生まれます。同じ桜でも、品種によってまったく異なる咲き方をするのがこの木の面白いところです。

ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラを交配させた品種で、江戸時代末期から明治時代にかけて広まりました。全国で見られるソメイヨシノはほぼすべて接ぎ木で増やしたクローンであるため、遺伝的に同一です。そのため同じ地域では一斉に咲いて一斉に散り、日本の春の象徴的な風景を作り出します。葉より先に花が咲くのも、ソメイヨシノの大きな特徴です。
桜の基本情報
学名:Prunus / バラ科サクラ属
代表品種:ソメイヨシノ・ヤエザクラ・ヒガンザクラ・シダレザクラ・カンヒザクラなど。
開花期:3〜5月(品種・地域によって異なる)。樹高:5〜15m。落葉広葉樹。
日当たりを好み排水のよい土壌に向く。剪定は葉が展開する前の早春か落葉後の冬が基本。
知っておきたい豆知識
八重桜は花びらが多いため花粉をつくるおしべが減少し、実がほとんどできません。観賞専用の桜として発達した品種です。また三重県内では菰野町や鈴鹿山麓にヤマザクラが多く自生しており、ソメイヨシノとは異なる野趣ある淡いピンクの花を楽しめます。桜の木は剪定の傷口から病原菌が入りやすく、剪定適期を守ることが樹木の健康に直結します。

よくあるご質問
桜の木は剪定してもよいのですか?
剪定は可能ですが、適期と切り方を守ることが大切です。桜は切り口から菌が入りやすい樹種なので、剪定は落葉後の11〜2月か花後の4〜5月が基本です。太い枝を切った場合は必ず癒合剤を塗って傷口を保護してください。強剪定はできるだけ避け、枯れ枝や混みあった枝を整理する程度にとどめるのが理想です。
八重桜はなぜ実がならないのですか?
八重桜は花びらに変化したおしべが多く、受粉に必要な機能が失われているため実がほとんどつきません。花びらを増やす方向に進化した観賞品種のため、種子による繁殖より接ぎ木によって増やします。実がならないことで樹木のエネルギーが花に集中するため、豪華な咲き方をするとも言えます。
三重県でよく見られる桜の種類を教えてください。
三重県では公園や街路に多いソメイヨシノのほか、山地にはヤマザクラが多く自生しています。菰野町の竜ヶ岳や鈴鹿山系の山道ではヤマザクラの自然な花を楽しめます。また四日市市や桑名市の公園にはシダレザクラが植えられている場所も多く、ソメイヨシノより少し遅れて咲きます。
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