五月のお庭管理 - 初夏の息吹と色彩豊かな花々
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 5月31日
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初夏の陽気が感じられるようになったこの季節、お客様の洋庭の管理作業に伺いました。芝生の緑が徐々に鮮やかさを増し、庭の植物たちも次々と花開く喜びの時期です。


まずは芝刈りから作業を始めました。続いて、手作業での除草と落ち葉掃除を行い、アベリアの徒長枝も取り除き下草の手入れを行いました。 少し混んでいる枝を整理することで、植物本来の美しさと生命力が引き立ちます。

ミントの植えられた花壇には、針葉樹の幹を利用したバークチップをマルチングしました。このバークチップは、土壌の乾燥を防ぎ、雑草の発生を抑制するだけでなく、徐々に分解されることで有機物を土壌に還元し、微生物の活動を促進します。

樹木の健康を維持するため、殺虫剤のマツグリーンと殺菌剤のフルピカを使用し、展着剤のシンダインを加えて消毒を行いました。
芝生の管理には、シバゲン、アージラン、MCPP、殺菌剤のグラステン、シンダインを組み合わせた除草剤を使用し、砂利部分にも雑草対策を施しました。
雑草の管理は予防的な対策と適切な管理によって、健康的な庭を維持することを目指しています。

オノマンネングサ(カーペットセダム)が満開を迎え、地面を彩る美しい景観を作り出しています。
乾燥に強いセダムは、少ない水で生育できる環境にやさしい植物です。

シランも紫色の花を咲かせ満開となり、セイヨウイワネンテンも少しずつ開花が始まっています。

ミニバラも花を咲かせ始め、次々と蕾をつけ、これからの開花が楽しみです。

季節の移ろいとともに表情を変える庭の姿は、私たち人間に自然のリズムと調和を教えてくれます。剪定屋空では、生命力あふれる庭園管理をサポートしています。
これからも植物一つひとつの声に耳を傾け、自然と人間が共に喜び合える庭の姿を目指して、お庭管理を続けてまいります。