「栄養がない」は嘘?ギネス認定 最もローカロリーな果実キュウリの花と実
- 三重県剪定伐採お庭のお手入れ専門店 剪定屋空
- 6月9日
- 読了時間: 2分
暑い季節に食べたくなる夏野菜「キュウリ」。画像は黄色の花をつけたミニキュウリが育っている苗の様子。花後7~10日程で収穫が可能。花も実も楽しめプランターでも栽培できる家庭栽培に向いた植物です。

キュウリといえば「最も熱量が低い(ローカロリーな)果実」としてギネス認定された話が有名。そのせいもあって「キュウリは栄養がない」「世界でいちばん栄養が少ない」というちょっと可哀そうなイメージが広まってしまった野菜かもしれません。
キュウリのカロリーは可食部100gあたり13kcal。確かにローカロリーではありますが、この「栄養がない野菜」は全くの誤解。ギネス登録は『Least calorific fruit』、つまり『植物学上の果実』として比較されたもので、キュウリが野菜の中で最もローカロリーというわけではないのです。
さらに栄養素にはビタミンK、ビタミンC、そしてカリウムと食物繊維はレタスと同程度にしっかりと摂取できる野菜です。効能としてはカリウムのむくみ防止効果、腸内環境を整えてくれる食物繊維、95%が水分という性質も伴って、特に汗をかいて失ったカリウムを補給するためにキュウリを食べるのはおすすめです。サラダの他ぬか漬けもいいですね。
ギネスで世界記録となってしまったが故に、不名誉な認識が広まってしまったキュウリですが、ホームセンターにも色々な品種の種や苗が出まわっているので、今年の夏に向け家庭菜園にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
キュウリ:ウリ科キュウリ属 原産地:インド 日本に伝来したのは、平安時代には日本に伝来したといわれ、品種改良を重ね日本国内に広く普及しました。夏野菜の定番植物です。