年に一度の夏のお手入れ|剪定と生垣・ボックスウッドの刈り込み、消毒まで
- 飯島 一郎

- 10 時間前
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年に一度お手入れさせていただいているお庭で、夏の手入れを行いました。
剪定から、生垣とボックスウッドの刈り込み、そして最後の消毒まで。一年ぶんの伸びを一日で整える、夏の一日です。

まずは背の高い木から。アラカシやシマトネリコは生育の早い常緑樹で、放っておくと毎年ぐんと伸びます。
梅雨明けの今は、こうした常緑樹を手入れするのにちょうどよい時期です。
芽を吹く力が強いので、少し縮めても夏のうちにきれいに整います。伸びた分を毎年少しずつ縮めて、大きくなりすぎないように保っていきます。

道路沿いは、通行の妨げにならないよう先に手を入れます。切った枝葉はその場でシートに集め、こまめに片づけながら進めます。

クロガネモチは、ただ短く切るのではなく芽おりをして整えます。伸びた枝先を手で折り取っていくと、芽吹きがそろって、丸くフワフワとした姿になります。切りそろえるだけの剪定とは、仕上がりの柔らかさが変わります。
一方で、この時期に切り方を変える木もあります。ツバキとハナミズキです。ツバキは春に伸びた枝の先に、六月から七月にかけて来年の花芽をつくります。
ハナミズキも同じで、花が咲いたあとの春に整えるのが本来の時期です。
今この二本の枝先を切ってしまうと、来年の花が減ってしまう。だから花芽をつける木は先端を残し、混んだ枝を抜く程度にとどめました。
夏に強く切る木と、そっとしておく木を見分けることが、一年後の花の量を決めます。

生垣ボックスウッドは、面をそろえて刈り込みます。ボックスウッドは刈り込みに強く、密に茂るので、四角い面をきれいに出すほど姿が引き締まります。ここは妻がていねいに仕上げてくれました。

刈り上げた生垣は、面がまっすぐそろって、お庭全体が締まって見えます。

最後に消毒をして仕上げます。夏は葉が茂って風通しが悪くなり、カイガラムシやそれに伴うすす病、ツバキの炭疽病などが出やすくなります。
刈り込んで風を通したうえで消毒しておくと、秋までの傷みを抑えられます。
切って終わりではなく、そのあとの一年を見越して仕上げるのが、年に一度のお手入れの役目です。
よくあるご質問
Q. 生垣の刈り込みはいつがよいですか。
A. 常緑樹の生垣は、梅雨明けの六月から七月と、秋の二回が基本です。芽を吹く力が強い木は生育期に刈り込むと回復も早く、夏のうちに面がそろいます。伸びの早い木は年に二回入ると一年を通してきれいに保てます。
Q. ツバキやハナミズキは夏に切ってはいけないのですか。
A. 花を楽しみたい場合は、夏の強い剪定は控えます。どちらも六月から七月に来年の花芽を枝先につくるため、この時期に先端を切ると翌春の花が減ります。整えるなら花のあとの春か、混んだ枝を抜く程度にとどめます。
Q. 消毒は毎回必要ですか。
A. 木の状態や季節によります。夏は害虫や病気が出やすいので、刈り込みで風通しを整えたうえで消毒をしておくと安心です。薬剤は木や時期に合わせて選び、必要な分だけ使います。
最終更新: 2026年07月







