フィカスは日本では「ゴムの木」と呼ばれる種類の樹木で、観葉植物としてポピュラーで人気がある植物です。
写真のフィカスは深い赤色の葉のふちと葉脈が美しい、「フィカス・ルビー」。
新芽の頃は赤色が濃く、次第にピンク色に近くなり本来のクリーム色の斑入りが混ざる独特の色合いになっていくそうです。元々ゴムの木は太陽の光が大好きな植物ですが、特にルビーは日光にあたることで発色がよくなるそうなので、たっぷりと日光浴させてあげたいですね。
クワ科・フィカス属、原産国はインドやマレー半島、ゴムの木自体は800種類以上あるといわれ、ゴムの木の原種でもあるフィカス・エラスティカ(インドゴムの木)をはじめ、ハート型の葉をもつフィカス・ウンベラータ、細い枝が編み込まれたように伸びるベンジャミンや独特の風貌で神宿る樹ともされるガジュマルもゴムの木の仲間。
樹形スタイルも葉のカタチも様々でバリエーション豊富なこと、丈夫で育てやすいことも長く愛されている理由でしょう。
ところで、家に置くグリーンの種類や配置、縁起のよい方角、風水など…何となく気になりませんか?
フィカスは日光を好む性質からか「陽」の気をもつとのこと。
家相を改善するパワーがあり、不安解消や気を上げてくれる効果、運気アップにすすめられていて、特に方角的には西か北東がよいとされているようです。
また丸い葉は金運アップの効果もあるそうなので、ダブルのパワーが期待できるかもしれませんね。
そのパワーもさることながら、ルビー色とグリーン、クリーム色のどこから見ても美しいフィカス・ルビー、眺めているだけでも気持ちが華やかになる素敵な植物です。